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御所市(ごせし)は、県内で最も人口が少ない市です。自然豊かな地であり、中でも「大和葛城山」は日本産百名山に選定されています。山頂付近には自然ツツジ園があり、毎年5月には一面に広がり花を咲かせます。江戸時代の武家・華族で、戦国時代にはのちの徳川氏に仕えていた永井家が、櫛羅藩陣屋を設置したことでも知られています。現在も遺構などが残っており、その一部は現在「九品寺」となっています。桜井市は、中和地域と呼ばれるエリアに属します。歴史が深い地域で、市内の一般の畑からも縄文・弥生時代の土器が発見されるほどです。寺社仏閣も多数存在しています。中でも「大神神社」は、日本で最も古い神社の一つともいわれています。境内にある大鳥居は、昭和天皇御在位60年の際に建立され、その大きさは日本一を誇ります。高市郡には、高取町、明日香村の1町1村が属しています。高取町は、人口の集中を支える地域として発展してきた過去があります。「薬の町」とも呼ばれ、町内に本社を置く製薬会社や薬品工業が複数あります。明日香村は、中央集権律令国家誕生の地であり、史跡が多数見つかっていることから「日本人の心の故郷」ともいわれています。村全域が、日本で唯一の古都保存法対象自治体となっています。
「訪問介護」とは、一般的にはホームヘルパーと呼ばれる訪問介護職員が利用者の自宅を訪問しサービスを行うことをいいます。そのサービスの内容は大きく(1)身体介護(2)生活援助の二つに分かれます。身体介護は、入浴や排せつの介助、食事や洗顔・歯磨きの介助、移動時の介助などが対象となります。生活援助は、料理・選択・掃除など利用者が日常生活を支障なく過ごすための家事を行います。反対に、実施しなくても日常生活に支障がないとされる作業や、利用者以外のための家事はサービス対象外となることが多いです。似たような言葉として「訪問看護」がありますが、こちらは訪問介護よりもサービス内容が多岐にわたります。大きな違いは医師の指示に基づいて医療処置が行えます。在宅で呼吸器の管理や点滴の投与が必要な利用者は訪問看護を選択することが多いです。そのほか、訪問看護では終末期などの利用者の家族ケアも実施することがあります。訪問看護を行う看護師は様々な知識とコミュニケーションスキルが必要だといえます。