1件中、1~1件目を表示中
御所市(ごせし)は、県内で最も人口が少ない市です。自然豊かな地であり、中でも「大和葛城山」は日本産百名山に選定されています。山頂付近には自然ツツジ園があり、毎年5月には一面に広がり花を咲かせます。江戸時代の武家・華族で、戦国時代にはのちの徳川氏に仕えていた永井家が、櫛羅藩陣屋を設置したことでも知られています。現在も遺構などが残っており、その一部は現在「九品寺」となっています。桜井市は、中和地域と呼ばれるエリアに属します。歴史が深い地域で、市内の一般の畑からも縄文・弥生時代の土器が発見されるほどです。寺社仏閣も多数存在しています。中でも「大神神社」は、日本で最も古い神社の一つともいわれています。境内にある大鳥居は、昭和天皇御在位60年の際に建立され、その大きさは日本一を誇ります。高市郡には、高取町、明日香村の1町1村が属しています。高取町は、人口の集中を支える地域として発展してきた過去があります。「薬の町」とも呼ばれ、町内に本社を置く製薬会社や薬品工業が複数あります。明日香村は、中央集権律令国家誕生の地であり、史跡が多数見つかっていることから「日本人の心の故郷」ともいわれています。村全域が、日本で唯一の古都保存法対象自治体となっています。