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大阪狭山市と富田林市は、「南河内」という地域に属しています。大阪狭山市は、府の南東部に位置していて、大阪市、堺市のベッドタウンの役割を果たしています。市の中央には「狭山池」と呼ばれる、日本最古のダム式ため池があります。市のシンボル的存在となっていて、毎年4月末には「狭山池まつり」も開催されています。市内外から多くの人々が集まるイベントとして親しまれています。市内の大野地区ではブドウの栽培がされており、この地域で採れるものは「大野ブドウ」と呼ばれています。富田林市は、歴史的な街として知られています。中でも「富田林寺内町」は、江戸時代から昭和初期の街並みが今でも残存しており、国の「重要伝統的建造物群保存地区」として指定されています。簾の生産が盛んにされており、河内長野市、大阪市とともに特産品となっています。これらのエリアで生産されるものは「大阪金剛簾」と呼ばれ、経済産業大臣指定の伝統工芸品にも選定されています。
特別養護老人ホーム(特養)とは、介護老人保健施設(老健)と違って利用者の終身入居も受け入れる施設となっています。入居条件は、自宅で生活することが難しい要介護3以上の高齢者、というのが原則です。ただし、希望者の中で要介護レベルが同じでも、状況・状態によって入居の優先度は変わります。そして、特養は公的施設であり、有料老人ホームより安い料金で入居することができます。それに伴って入居希望者も多く、希望者の中には何年も入居待ち状態の方がいるのも現状です。施設でのサービス内容は、食事や排せつ、入浴の介助、リハビリの支援、部屋の掃除などです。施設内でのイベントを通した活動にも参加することができます。特養では特に資格がなくても働くことができますが、介護レベルが高い利用者も多いので研修を受けて資格を取得することを勧めるところもあります。加えて、高度な経験を積むことができる特養で働いたキャリアは転職時にも役立つことが多いです。