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和歌山市は、県庁所在地であり、県人口の約40%が集まる、県内最大の都市です。江戸時代には、徳川将軍家の分家御三家の一つである紀伊徳川家が納めた城下町として栄えてきました。その居城であった「和歌山城」は、国の史跡、一部が名勝にも指定され、現在も観光地となっています。雑賀山に位置する「紀州東照宮」には、徳川家康、徳川頼宣が祀られています。市西部は海に面しており、加太漁港、和歌浦、雑賀崎漁港が置かれ、タコやタイ、シラスやハモなどが水揚げされています。特に「和歌浦」はその景色の美しさから、「絶景の宝庫和歌の浦」として日本遺産にもなっています。和歌山湾内には「和歌山マリーナシティ」と呼ばれる人工島があります。島内には、地中海をイメージしたテーマパークの「ポルトヨーロッパ」、リゾートマンション、「紀州黒潮温泉」などがあり、観光客を集めています。市内全体では農業も盛んで、特にショウガは全国屈指の生産量を誇っています。合わせて、ジンジャエール、アイス、ジャムといったショウガを加工した商品も開発されています。
デイサービスとは、要介護状態でも自宅で自立して生活ができることを目指した介護サービスです。要介護の利用者はデイサービスセンターなどの施設に通います。スタッフが車などで利用者の自宅まで迎えに行き、施設にて様々なサービスを行います。日常生活の食事、入浴、排せつなどの介護はもちろん、リハビリテーションなどの訓練も実施します。要介護になると普通は本人が自力で家から出ることはできず、同居人も世話などで自由な時間が持てないなどの悩みがあります。デイサービスへ通うことで、そのようなストレスの解消につながることも期待されています。要介護の高齢者の中には、孤立し家から一歩も出ない状態になってしまう方もいて、デイサービスはそんな高齢者のさらなる健康促進や生活の質の向上に寄与しています。デイサービスを利用するには、最初に介護認定を受けることが必要です。認定を受けた後は、要支援か要介護かで相談する先が異なります。デイサービスの選択には、相談員のアドバイスが有効になります。