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名古屋市中川区は、名古屋市の西部に位置します。人口は2020年1月時点で約22万人となっています。中川区の名前は「中川運河」が由来となっています。中川運河は名古屋港から旧国鉄笹島貨物駅の間を結ぶために開かれた運河です。現在水運の役目ではほとんど使われていませんが、「中川運河再生計画」の一環として創生プロジェクトが取りまとめられています。区の東部は工業地帯で、中川運河に沿って鉄工所や木工所、倉庫が並んでいます、中央部にある地下鉄高畑駅のあたりはスーパーやショップが並ぶ商業地域となっています。歴史をみると、加賀百万石の藩祖と言われる前田利家の生誕の地も中川区にあります。関連した多くの史跡が残っていて、前田利家のゆかりの地を巡る散策コースもあり、前田利家の幼名にちなみ「犬千代ルート」と呼ばれています。南北に流れる庄内川の西側は、土地区画整理が実施されてマンションや公営住宅が並んでいて、名古屋市中心部に通勤通学する人のベッドタウンとして発展しています。
小規模多機能型ホームとは、介護施設の一つです。一つの施設で受け入れ可能な人数は29名までです。大きな特徴は、利用者が日帰りでサービスを受ける「デイサービス」と、宿泊する「ショートステイ」、また利用者の自宅に訪問してサービスを行う「訪問介護」の3つを利用者の状況によって選択できるのがとなっています。体の不自由のせいで閉じこもりになるのを予防したい、社会とかかわっていたい、友達・仲間がほしいなどの目的であればデイサービスを利用します。また、介護による家族への負担を軽減させたいなどの目的はショートステイ、多くの人との交流が難しい、移動するのが負担などの事情がある利用者は訪問介護を利用します。この小規模多機能型ホームの魅力は、デイサービス、ショートステイ、訪問看護、どれでも同じスタッフ・メンバーから受けることができるところにあります。さらに、利用者の状況にあったサービスを受けることで、日々の満足度向上につながり、利用者やその家族の精神的な負担の軽減にもつながります。