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兵庫県神戸市中央区は、神戸市を構成する9区のうちの一つです。県庁、市役所が所在している市の核となる街と言えます。市の中心市街地である三宮や、中華街が広がる南京町、重要伝統的建造物群保存地区の北野町山本通なども区に属しています。中でも「神戸港」は、日本の主要な国際貿易港に指定されており、国内外をつなぐ物流の拠点となっています。湾には「ポートアイランド」という人工島が存在し、神戸を代表する有名な観光スポットが多数存在しています。ユニークなオブジェが点在する「メリケンパーク」や、ランドマークである「神戸ポートタワー」、ショッピングなどが楽しめる「神戸ハーバーランド」なども人気です。また、「異人館」も島内に位置しています。幕末・明治時代以降に、欧米人が居住するために建設した建物を指し、今でも当時の住宅が多く残る異国情緒あふれるエリアとなっています。他にも、関西三空港の一つにも数えられる「神戸空港」も港の泊内にあり、主に国内の主要都市と関西をつなぐ役割を果たしています。
グループホームとは、認知症の高齢者が少人数でグループを組んで共同生活を行うための施設です。専門のスタッフとともに、最大9人のグループで共同生活を営みます。スタッフがいるとは言えども、入居者たちは自立して生活することを目標とし、炊事選択などの家事を交代で行う形となります。入居には、65歳以上、かつ認知症の診断を受けており要支援2か要介護1の認定を受けていることが条件となります。認知症と診断された高齢者を家で一人にするのは心配である親族などの関係者や、暮らしてきたそのままの場所で過ごしたい高齢者にとっては大変有益な施設となります。地域密着型の施設なので、入居には住民票が必要です。ケア内容には、施設が在籍する地域との交流を深めるものも最近は多く取り入れられています。地域の方々に、認知症患者を知ってもらったり理解してもらうことで、地域として高齢者を支えていく基盤となります。対して、入居者に対する医療のサービスが介護付有料老人ホームなどと比べて整っていないところが課題と言われています。