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左京区は、京都市を構成する11区のうちの一つです。市の東北部を占めており、東側は滋賀県の大津氏と隣接しています。その面積は、大阪市全域よりも大きいのが特徴です。区の南部は住宅地である一方、北部は山間地となっており林業が盛んです。区名にもなっている「左京」は、京都御所の天皇が南面して玉座に座っており、その視点から見て左側という意味合いがあります。有名な寺社も多数存在しています。「銀閣寺」として知られる東山慈照寺や、「南禅寺」「下鴨神社」「平安神宮」「鞍馬寺」などをはじめ、文芸作品にもよく登場する「貴船神社」があります。区の東に位置する北白川と呼ばれる地域では、かつて一級河川「白川」の水車を利用して製粉や精米、伸銅といった工業が発達していました。その影響から、現在も伸銅・アルミ・金属加工製品を製造販売する「三谷伸銅株式会社」の発祥の地ともいわれています。また、このエリアの特産品として花崗岩である「白川石」や「白川砂」が有名です。白さが際立っていることから、各地の寺社仏閣や京都御所、天皇陵などにも使用されています。
歯科医院・歯医者とは、歯や葉に関連した口腔の疾患を診療する医院です。歯科医院の施設数は2018年時点で17万件以上あり、その数はコンビニエンスストアの店舗数よりも多いです。歯科医院で働く人には歯科医のほかに歯科衛生士と歯科助手と呼ばれる方がいます。歯科衛生士には国家資格に合格しなければ従事できません。歯科衛生士の役割は(1)虫歯・歯周病の予防処置(2)歯科医の診療の補助作業(3)歯科保健指導の3つがあります。歯磨き指導に当たるのもこの歯科衛生士です。対して歯科助手は公的資格を持っている必要はありません。民間資格がいくつかありますがこちらも特に必要ありません。そのため、歯科助手は患者の口の中を直接触ることはできない決まりとなっています。仕事は患者の予約管理や会計管理、受付業務や治療の準備、片付けなどです。そのほか、患者の不安に寄り添えるようなコミュニケーションも求められます。歯科助手の仕事をしながら、歯科衛生士の国家資格取得を目指して勉強するという道も多いです。