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五條市は、古くから交通の要衝として栄えてきた土地です。市の中央には川が流れ、周囲は山に囲まれているのが特徴です。市内を流れる吉野川では、やな漁が行われていたり、金剛山、大峰山脈では登山をしたりと、自然の中でのレジャーが楽しまれています。名産品には柿があり、生産量日本一を誇っています。柿について学ぶことができる「柿博物館」も存在しています。寺社仏閣も市内に点在しています。中でも「念仏寺」は、建設が鎌倉時代と歴史が深い史跡です。寺内では毎年1月に、悪鬼と疫病を払うための「陀々堂の鬼はしり」と呼ばれる行事は、室町時代から毎年行われ、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。吉野郡は、「吉野町」「大淀町」「下市町」「黒滝村」「天川村」「野迫川村」「十津川村」「下北山村」「上北山村」「川上村」「東吉野村」の3町8村を含んだ自治体です。吉野町は、桜で有名な吉野山があるほか、吉野杉・檜の集散地としても知られています。大淀町は、ベッドタウンとしての一面があり郡の中核となっています。下市町は、吉野地方の主要な商業地として栄え、現在でも木工業やこんにゃく、梅、柿などの生産が行われています。黒滝村は、県のちょうど真ん中に位置しており、「奈良のへそ」ともいわれています。天川村は、「天の国、木の国、川の国」というキャッチフレーズがつけられ、夏は避暑地、秋は紅葉スポットとしても知られています。野迫川村は、離島を除いた日本の自治体の中で最も人口が少ないといわれています。十津川村は、県内最大の面積を誇る村で、「十津川温泉郷」があることでも有名です。下北山村は、その大部分が「吉野熊野国立公園」に指定されているのが特徴です。上北山村は、山間部に位置しており、冬場には「和佐又山スキー場」でウインタースポーツが楽しまれています。川上村は、林業の中心地で吉野杉が生育されているほか、鍾乳洞や源泉が湧き出る温泉地なども点在しています。東吉野村では、そうめん、たあめん、ユズ、朴葉寿司、ヨモギといった名産品を多数有しています。
特別養護老人ホーム(特養)とは、介護老人保健施設(老健)と違って利用者の終身入居も受け入れる施設となっています。入居条件は、自宅で生活することが難しい要介護3以上の高齢者、というのが原則です。ただし、希望者の中で要介護レベルが同じでも、状況・状態によって入居の優先度は変わります。そして、特養は公的施設であり、有料老人ホームより安い料金で入居することができます。それに伴って入居希望者も多く、希望者の中には何年も入居待ち状態の方がいるのも現状です。施設でのサービス内容は、食事や排せつ、入浴の介助、リハビリの支援、部屋の掃除などです。施設内でのイベントを通した活動にも参加することができます。特養では特に資格がなくても働くことができますが、介護レベルが高い利用者も多いので研修を受けて資格を取得することを勧めるところもあります。加えて、高度な経験を積むことができる特養で働いたキャリアは転職時にも役立つことが多いです。