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大阪市東住吉区は、大阪市を構成する24行政区のうちの一つです。市で8番目に大きい行政区で、市全体では南東部に、府全体ではほぼ中心に位置しています。地域の90%は住宅地となっています。鉄道の利便性も高く、阿倍野区や天王寺区にある、南のターミナル駅である「大阪阿倍野橋駅」「天王寺駅」に近いことも特徴です。商業施設も発展しており、食品流通の拠点であり大阪南部の市民の台所としても知られています。大阪を代表する商店街の一つである「駒川商店街」や「中央卸市場東部市場」も存在しています。有名な施設としては、「長居公園」があります。2007年に開催された、世界陸上大阪大会の舞台となった「長居陸上競技場」や、「長居第2陸上競技場」「長居球技場」、「大阪市立自然史博物館」が園内に立地しています。中でも競技場は「ヤンマースタジアム長居」という名称で親しまれており、日本プロサッカーリーグの「セレッソ大阪」のホームスタジアムや、コンサート会場としても使用されています。
介護老人保健施設は「老健」と略されることがあります。病院を退院した後でも介護が必要で、リハビリなどの支援を受けたい場面で活用されるのがこの老健です。受け入れるのは、要介護1以上の65歳以上の方々です。施設に入れば、リハビリや医療サービスを受けることができます。この施設は入居することもできますが、一般的には自分の家で生活できるようになることを目的としています。そのため、終身入居ではなく、半年程度で自宅に戻ることを前提として入居を受け入れています。老健は公的介護施設の一つで、リハビリをおこなうための設備が備わっているというところが特徴です。半年ほどの利用が原則なので、入所のハードルはそれほど高くなく、病院を退院してから自宅に戻るまでの期間をリハビリをしながら過ごす場所としても多く利用されています。そして、老健では医師が常勤しているほか、看護師、理学療法士などスタッフによるサポートも受けられます。