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大阪市東淀川区は、大阪市を構成する24行政区のうちの一つで、市の北東部最北端に位置しています。区の北東端の北江口や井高野はベッドタウンとしても知られており、市の中でも3番目に人口が多い区です。北部を流れる「神崎川」「安威川」と、南部を流れる「淀川」に挟まれています。南部には川の対岸に、旭区、都島区、北区が位置しており、道路橋や鉄道橋で結ばれています。淀川区にある「新大阪駅」にも近く、付近にはオフィスビルやホテルが集合しています。名所の一つである「東淡路南公園」には、全国で1両しかないEH10形電気機関車が、「菅原天満宮公園」には、3両しかないDF50形ディーゼル機関車、が保存されています。その他には、天然記念物の樟の碑がある「須賀盛公園」、大阪市の水道の歴史について学べる「水道記念館」などの観光施設があります。他にも、「柴島城址」「江口城址」、旧日本軍によって建設された「西淡路高射砲台跡」など歴史的な名所も複数存在します。
グループホームとは、認知症の高齢者が少人数でグループを組んで共同生活を行うための施設です。専門のスタッフとともに、最大9人のグループで共同生活を営みます。スタッフがいるとは言えども、入居者たちは自立して生活することを目標とし、炊事選択などの家事を交代で行う形となります。入居には、65歳以上、かつ認知症の診断を受けており要支援2か要介護1の認定を受けていることが条件となります。認知症と診断された高齢者を家で一人にするのは心配である親族などの関係者や、暮らしてきたそのままの場所で過ごしたい高齢者にとっては大変有益な施設となります。地域密着型の施設なので、入居には住民票が必要です。ケア内容には、施設が在籍する地域との交流を深めるものも最近は多く取り入れられています。地域の方々に、認知症患者を知ってもらったり理解してもらうことで、地域として高齢者を支えていく基盤となります。対して、入居者に対する医療のサービスが介護付有料老人ホームなどと比べて整っていないところが課題と言われています。