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大阪市住之江区は、大阪市の南西に位置しており、市を構成する24行政区の一つです。現在の市に存在するすべての区のうち最大の面積を誇っています。古代からこの付近は「住之江」という名前で呼ばれており、それが現在でも使用されています。区の西部には「南港」と呼ばれる港湾があり、日本の主要な国際貿易港五港のうちの一つに指定されています。また、フェリーターミナルの拠点としても活用されているのが特徴です。名所には「大阪護國神社」「住吉公園」「大阪南港野鳥園」「大阪南港魚つり園」などがあります。中でも、「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」が有名です。本来、貿易のためのトレードセンターとして設けられましたが、現在はアウトレットモールやビジネスサポート関連施設、オフィス、飲食施設などが入り活用されています。付近には「大阪国際見本市会場(インテックス大阪)」があり、企業展や博覧会、コンサート会場など、催事場としても親しまれています。
総合病院とは、2つ以上の診療科があり、かつ病床が20以上ある医療機関のことです。対してクリニック、医院、診療所は法律上の分類上すべて「診療所」の位置づけとなり、病床は19以下の医療機関のことを言います。総合病院は受け入れられる患者数が多いため、スタッフも大勢勤務しているところが特徴的です。そのため分業制で仕事が行われることが多いです。一方、診療所はスタッフも少数で、マルチに仕事をしている方が多いです。初診や普段の診察などは地域の診療所の「かかりつけ医」と呼ばれるような医者に診てもらい、総合病院での治療のほうが適切だとされた場合には紹介状を書いてもらい、総合病院での診察へ進むという流れが一般的です。総合病院の中には、「救急指定病院」「回復期リハビリテーション病棟」など、より詳細な指定区分があります。診療所での診察で適切な診断を得たのちに、自分の病状に合った総合病院を紹介してもらうことがスムーズな治療に効果的だという考え方が広まっています。