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大阪市天王寺区は、大阪市を構成する24行政のうちの一つであり、大阪都心6区の一角を成しています。「天王寺」の名は、日本最古の官営寺院であり、聖徳太子建立の「四天王寺」に由来しています。大阪市都心部の南東に位置しており、大阪環状線内の区の一つでもあります。区の中心駅となる「天王寺駅」は、奈良県や和歌山県などからの主要玄関口でもあり、優等列車も停車します。区内にはさまざまな名所が点在しており、中でも「四天王寺」は聖徳太子建立七大寺の一つとして非常に有名です。観光名所として有名なのは、天王寺区茶臼山町にある市立公園「天王寺公園」が挙げられます。総面積は約28万㎡。園内には「天王寺動物園」や植物温室、大阪市立美術館、慶沢園を擁しています。大阪を代表する都市公園であり、大阪市の広域避難場所にも指定されています。また、公園内には大阪府史跡に指定されている「茶臼山古墳」や「大塚城」もあります。区内には、大阪市が男女共同参画社会の実現を目指す拠点として市内5ヵ所に設置した施設の一つ「クレオ大阪」も存在します。
総合病院とは、2つ以上の診療科があり、かつ病床が20以上ある医療機関のことです。対してクリニック、医院、診療所は法律上の分類上すべて「診療所」の位置づけとなり、病床は19以下の医療機関のことを言います。総合病院は受け入れられる患者数が多いため、スタッフも大勢勤務しているところが特徴的です。そのため分業制で仕事が行われることが多いです。一方、診療所はスタッフも少数で、マルチに仕事をしている方が多いです。初診や普段の診察などは地域の診療所の「かかりつけ医」と呼ばれるような医者に診てもらい、総合病院での治療のほうが適切だとされた場合には紹介状を書いてもらい、総合病院での診察へ進むという流れが一般的です。総合病院の中には、「救急指定病院」「回復期リハビリテーション病棟」など、より詳細な指定区分があります。診療所での診察で適切な診断を得たのちに、自分の病状に合った総合病院を紹介してもらうことがスムーズな治療に効果的だという考え方が広まっています。