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安中(あんなか)市は、群馬県の南西部に位置している市です。市は、高崎市、富岡市、甘楽郡と接しています。また、西部は長野県の軽井沢町ともせっしていて県境となっています。利根川水系の一級河川である碓氷川(うすいがわ)が市を代表する川で、市内にはダムによる人造湖も多く見られます。安中市は、江戸時代には五街道の一つの中山道の宿場町として発展しました。県境付近は、碓氷峠といわれる峠があり古くより交通の難所とされてきました。現在では整備され、かつての中山道はハイキングコースとしても利用されています。また、市内には温泉記号の発祥の地としても有名な磯部温泉という温泉地があります。温泉水を利用して薄く焼かれた磯部せんべいや、温泉水を利用したふわとろな豆腐など名物もあり、観光客に人気です。市内には、北陸新幹線の安中榛名駅、JR信越本線の安中駅、磯部駅、松井田駅、西松井田駅、横川駅があります。また、上信越自動車道の松井田妙義IC、碓氷軽井沢ICがあり、長野方面からの移動もしやすい地域となっています。
総合病院とは、2つ以上の診療科があり、かつ病床が20以上ある医療機関のことです。対してクリニック、医院、診療所は法律上の分類上すべて「診療所」の位置づけとなり、病床は19以下の医療機関のことを言います。総合病院は受け入れられる患者数が多いため、スタッフも大勢勤務しているところが特徴的です。そのため分業制で仕事が行われることが多いです。一方、診療所はスタッフも少数で、マルチに仕事をしている方が多いです。初診や普段の診察などは地域の診療所の「かかりつけ医」と呼ばれるような医者に診てもらい、総合病院での治療のほうが適切だとされた場合には紹介状を書いてもらい、総合病院での診察へ進むという流れが一般的です。総合病院の中には、「救急指定病院」「回復期リハビリテーション病棟」など、より詳細な指定区分があります。診療所での診察で適切な診断を得たのちに、自分の病状に合った総合病院を紹介してもらうことがスムーズな治療に効果的だという考え方が広まっています。