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東海道の宿場町、「神奈川宿」から区名が取られた。東西に長く、横浜市の北東に位置する神奈川区は東は横浜港、西は緑区鴨居町に接している。埋立地でできた沿岸部は横浜市を支える多数の工業地帯施設や横浜市中央卸売市場、横浜郵便局集中局などの施設が集中している。臨海部は2000年代に再開発が進み、JR東神奈川駅家京急東神奈川駅周辺のかなっくシティや栄町・大野町・金港町からなる横浜ポートサイド地区がつくられた。また、京浜工業地帯の地域内であり、工場や市の施設も多く存在する。旧東海道沿いには寺院や旧跡が点在している。内陸部は古くからの住宅街が多く、大口通り商店街や三ツ沢商店街、戦前から続く六角橋商店街など昭和の面影を残す商店街もある。第三京急が通っている丘陵地帯は大きな団地や社宅など主に住宅が占めている。この周辺には鉄道駅がないため、公共交通機関はバス移動が主で、横浜駅まで直通のバスも多い。区内の総人口は、238,878人である。平均年齢は、44.7歳で65歳以上の割合は22.0と付近の地区に比べ少し高めになっている。