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「保育士」とは、乳児から小学校就学(0歳~6歳)までの幼児を保育するために必要な「保育士資格」を持った方を指しています。
保育士資格は、幼児に関わる保育園の仕事だけに必要な資格と思われがちですが、保育ニーズの多様化から様々な場所で役立てられる資格です。
保育士は、性別や年齢に関係なく仕事に携わることができます。女性としてはハンデとなりがちな、結婚・出産の経験も仕事に生かすことができるため、特に女性にとって魅力的な職業といえます。
また、保育士資格は国家資格であるため、取得していれば就職・転職・再就職にも有利に働きます。
「保育士」とは、乳児から小学校入学前(0~6歳)の子どもを預かり、保護者に代わって子育てを行う仕事です。
令和2年5月時点での大阪府の新規求職申込件数は267件、有効求職者数は1,166件です。それに対して新規求人数は1,229件、有効求人数は3,886件。有効求人倍率は3.33倍となっています。
保育士になるためには、国家資格である「保育士資格」を取得しなければいけません。
資格を取得する方法は、3つあります。1つは「厚生労働大臣の指定する保育士養成校(大学・短期大学・専門学校)に進学し、所定の専門教育を修了する」こと。
もう1つは、「保育系以外の大学・短期大学・専門学校(2年以上)を卒業している場合に、保育士試験に合格する」こと。
最後は、「最終学歴が高校卒業の場合2年(2,880時間)以上、中学卒業の場合5年(7,200時間)以上、児童福祉施設で実務経験を積んだ上で、保育士試験に合格する」ことです。
このように、保育士試験の受験資格は、最終学歴によって辿るルートが大きく異なります。
尚、保育士試験の合格率は20~25%ほどであり、非常に取得難度が高い試験です。ただし、一度取得してしまえば更新の必要はないため、生涯に渡って役立てられる資格となります。
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