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かほく市は、石川県の中部に位置している市です。北西部には直線的な海岸線が走っていて、日本海に面しています。市の東方向には能登地方最高峰である宝達山を望むことができます。能登地方と加賀地方をむすぶ街道にかほく市があったため、江戸時代には宿場町として栄えました。現在は工場も点在していて、イメージスキャナの生産では世界トップクラスとなっています。市内には砂丘があるため、ぶどうやスイカ、長芋などの栽培も盛んです。中でも、ぶどうの栽培品種の一つであるルビーロマンという品種は、名高く有名です。また、大豆と米麹から作るみそをベースとしたとり野菜みそも名産です。とり野菜味噌は鍋の素の元祖とされていて、テレビで取り上げられてから認知度が高くなっています。市内には、JR七尾線の宇野気駅、横山駅、高松駅があります。また、海岸線に沿ってのと里山海道が走っていて、白尾インターチェンジ、高松インターチェンジ、県立看護大インターチェンジで乗り入れることができます。
総合病院とは、2つ以上の診療科があり、かつ病床が20以上ある医療機関のことです。対してクリニック、医院、診療所は法律上の分類上すべて「診療所」の位置づけとなり、病床は19以下の医療機関のことを言います。総合病院は受け入れられる患者数が多いため、スタッフも大勢勤務しているところが特徴的です。そのため分業制で仕事が行われることが多いです。一方、診療所はスタッフも少数で、マルチに仕事をしている方が多いです。初診や普段の診察などは地域の診療所の「かかりつけ医」と呼ばれるような医者に診てもらい、総合病院での治療のほうが適切だとされた場合には紹介状を書いてもらい、総合病院での診察へ進むという流れが一般的です。総合病院の中には、「救急指定病院」「回復期リハビリテーション病棟」など、より詳細な指定区分があります。診療所での診察で適切な診断を得たのちに、自分の病状に合った総合病院を紹介してもらうことがスムーズな治療に効果的だという考え方が広まっています。