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諏訪(すわ)市は、長野県のほぼ中央部に位置している市です。比較的面積の小さい市で、北東から南西にかけて少し細長いかたちをしており、岡谷市や茅野市、伊那市と隣合っています。諏訪市の名前の由来ともなる、諏訪湖と北西側で隣接しています。諏訪湖は、長野県で最大の湖でありその美しさから葛飾北斎など数々の絵師に描かれてきました。信仰の対象ともされ、諏訪大社の本宮が市内に存在します。諏訪湖では、冬季に湖面が全面氷結した際に氷が膨張して亀裂が走るといった、御神渡りという自然現象が起こります。また、周囲には上諏訪温泉とよばれる温泉街があり、国の重要文化財である片倉館も立地しています。片倉館は、深さ1.1メートルの大浴場があることで有名です。また、市には精密機器の工場や、醸造業者が多く存在していることも特徴となっています。市内には、JR上諏訪駅があります。特急を使えば、東京までは約2時間ほどで行くことができます。
総合病院とは、2つ以上の診療科があり、かつ病床が20以上ある医療機関のことです。対してクリニック、医院、診療所は法律上の分類上すべて「診療所」の位置づけとなり、病床は19以下の医療機関のことを言います。総合病院は受け入れられる患者数が多いため、スタッフも大勢勤務しているところが特徴的です。そのため分業制で仕事が行われることが多いです。一方、診療所はスタッフも少数で、マルチに仕事をしている方が多いです。初診や普段の診察などは地域の診療所の「かかりつけ医」と呼ばれるような医者に診てもらい、総合病院での治療のほうが適切だとされた場合には紹介状を書いてもらい、総合病院での診察へ進むという流れが一般的です。総合病院の中には、「救急指定病院」「回復期リハビリテーション病棟」など、より詳細な指定区分があります。診療所での診察で適切な診断を得たのちに、自分の病状に合った総合病院を紹介してもらうことがスムーズな治療に効果的だという考え方が広まっています。