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兵庫県丹波市、篠山市はどちらも丹波県民局管轄区域です。丹波市は、県の東部に位置しており、かつて丹波国と呼ばれたことから、この名前が付けられたといわれています。本州の中では日本で最も標高が低い「中央分水界」があるほか、日本の標準時の基準となる東経135度の子午線も通っています。本エリアでは、あずきやこしひかり、黒豆、ネギなどの栽培が盛んにおこなわれています。特に、豆を使用した「丹波なた豆茶」は、健康に良いとして親しまれており、アメリカや、香港、ベトナムにも輸出される特産品でもあります。他にも、パルプやベッド、釣り針、携帯電話、菓子などの工業も活発です。丹波篠山市は、市の中東部に位置しています。このエリアは盆地の地形が特徴的で、濃霧が発生しやすくなっています。そのため、秋から冬にかけては、雲海が広がり「丹波霧」と呼ばれ名所になっています。特産物には、丹波篠山黒豆、マツタケ、栗などがあり、「味覚まつり」などのイベントも行われています。地域には「デカンショ節」という民謡もあります。毎年8月には「デカンショ祭」が行われ、メインの催しとしてこの曲を使って盆踊りが踊られ楽しまれています。
総合病院とは、2つ以上の診療科があり、かつ病床が20以上ある医療機関のことです。対してクリニック、医院、診療所は法律上の分類上すべて「診療所」の位置づけとなり、病床は19以下の医療機関のことを言います。総合病院は受け入れられる患者数が多いため、スタッフも大勢勤務しているところが特徴的です。そのため分業制で仕事が行われることが多いです。一方、診療所はスタッフも少数で、マルチに仕事をしている方が多いです。初診や普段の診察などは地域の診療所の「かかりつけ医」と呼ばれるような医者に診てもらい、総合病院での治療のほうが適切だとされた場合には紹介状を書いてもらい、総合病院での診察へ進むという流れが一般的です。総合病院の中には、「救急指定病院」「回復期リハビリテーション病棟」など、より詳細な指定区分があります。診療所での診察で適切な診断を得たのちに、自分の病状に合った総合病院を紹介してもらうことがスムーズな治療に効果的だという考え方が広まっています。