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兵庫県豊岡市、養父市、朝来市は、「但馬地域」と呼ばれるエリアに属しています。豊岡市は、その地域の北部に位置し、中心都市となっています。面積も県内で最大を誇ります。日本で最後の野生コウノトリの生息地となっていて、市鳥にも定められています。現在も保護・繁殖・共生のための活動が行われています。地形が複雑になっており、一年を通して寒暖差が激しく、夏と冬の気温差は45度に近くなる年もあります。有名な観光地の一つには「城崎温泉」があります。平安時代から親しまれており、7つの外湯めぐりを楽しむことができます。例年7月下旬から8月下旬は、1ヶ月にわたって「城崎温泉夏物語」という夏祭りが開催されています。縁日やショーパフォーマンス、花火大会などが開催され毎年風物詩となっています。養父市は、県内で最も人口の少ない市ではありますが、国家戦略特区に指定されています。中山間地農業としてニンニク栽培などが行われており、クボタやヤンマーといった大手企業も参入しています。市の特徴的なイベントとして「ビバホールチェロコンクール」があります。1994年から2年に一度の頻度で開催されている日本最初のチェロ単独の大会であり、世界中から参加者が集まります。他にも、毎年4月には養父神社にて「お走りさん」という愛称の祭りが行われます。1800年前からの歴史がある無形文化財で、150㎏ある神輿を担いで川を渡る「川渡御」というパフォーマンスが目玉となっています。朝来市は、但馬地域の南側に位置しており、交通面でも山陰地方と京阪神をつなぐ要衝となっています。山間部が多くみられることから自然公園も多数置かれています。「あさご芸術の森」と呼ばれる緑地公園では、彫刻庭園や美術館、温泉、宿泊といった施設が充実しており、イベント会場としても使用されています。市の有名な観光スポットの一つには「竹田城跡」があります。国の史跡に指定されており、川霧で雲海に浮かんでいる姿から「天空の城」や「日本のマチュピチュ」と呼ばれ、多くの観光客が訪れています。
有料老人ホームとは、高齢者のライフスタイルに合わせて生活しやすいように整備された施設のことです。大きく分けて、「介護付」「住宅型」「健康型」の3つのタイプに分かれます。「介護付」は、入居者が要介護となったときに介護スタッフがサービスを提供することを約束した施設です。都道府県から特定入居者生活介護の指定を受けて、初めて「介護付」の有料老人ホームとして運営することができます。こちらは自立、または要支援の方は入居できない場合もあります。次に、「住宅型」は自立して生活できる方も入居でき、仮に要介護となった場合は外部の介護サービス提供団体の支援を受けることで対応します。こちらはイベントなどレクリエーション活動が活発な施設が多いところが特徴です。最後に「健康型」ですが、こちらは介護サービスを提供せず、介護が必要な方は入居できません。施設数も多くはありません。これら、有料老人ホームは民間運営の施設であり、さまざまな魅力あるサービスをおこなっています。