2件中、1~2件目を表示中
湖南市は、甲賀地域と呼ばれるエリアに属しています。市の外国人比率は県内一位と高いのが特徴で、2020年9月1日時点でその比率は5%を超えています。市内には寺社仏閣が多数存在し、観光スポットととなっています。特に「善水寺」「常楽寺」「長寿寺」という3つの寺院は、その本堂や塔が国宝にも指定されており、「湖南三山」と呼ばれています。市の木でもあるウツクシマツは、国の天然記念物にも指定されており、自生地が置かれ保護活動が行われています。工芸品には「下田焼」「石部焼」といった焼き物や「正藍染」といった染め物といったものがあります。特産品には「下田なす」「弥平とうがらし」、「香の泉」という地酒があります。「いもつぶし」と呼ばれる、米とサトイモを混ぜて作った団子に牛そぼろ味噌を入れて焼いた伝統食も、古くから庶民の味として親しまれています。竜王町は、県の中央部にあり、蒲生郡という地域に位置しています。県内全市の中で、男性の比率が最も高い地域です。市内には「ダイハツ工業」の工場があることから、昼間人口が多いことが特徴です。昼夜の人口比は138.8%で、県内全市町の中でもトップとなっています。町内には、三井アウトレットパーク滋賀竜王があります。日本3位の施設規模を誇り、付近には名神高速道路のICがあるため、県内外からも観光客が訪れています。「竜王八景」と呼ばれる、八つの景勝地も、観光地として知られています。中には「苗村神社」や「石部神社」「鏡神社」といった寺社仏閣があり、1年を通して様々な祭事が行われています。
総合病院とは、2つ以上の診療科があり、かつ病床が20以上ある医療機関のことです。対してクリニック、医院、診療所は法律上の分類上すべて「診療所」の位置づけとなり、病床は19以下の医療機関のことを言います。総合病院は受け入れられる患者数が多いため、スタッフも大勢勤務しているところが特徴的です。そのため分業制で仕事が行われることが多いです。一方、診療所はスタッフも少数で、マルチに仕事をしている方が多いです。初診や普段の診察などは地域の診療所の「かかりつけ医」と呼ばれるような医者に診てもらい、総合病院での治療のほうが適切だとされた場合には紹介状を書いてもらい、総合病院での診察へ進むという流れが一般的です。総合病院の中には、「救急指定病院」「回復期リハビリテーション病棟」など、より詳細な指定区分があります。診療所での診察で適切な診断を得たのちに、自分の病状に合った総合病院を紹介してもらうことがスムーズな治療に効果的だという考え方が広まっています。