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兵庫県明石市、加古川市は「東播磨地域」と呼ばれるエリアに位置しています。明石市は、淡路島の北側に位置しており、島との間には「明石海峡大橋」が架けられています。日本標準時を決める東経135度線が通る都市としても有名です。子午線のまちとも呼ばれ、市内には「明石市市立天文科学館」が置かれています。航空産業が盛んな街でもあり、戦前から製造がおこなわれてきました。現在でも航空関連の製造メーカーや電子部品メーカーが多く集まる工業地帯となっています。名産品には、「玉子焼(明石焼)」があります。2016年には、全国ご当地グルメを競うB-1グランプリスペシャルでは、ゴールドグランプリを獲得した実績があります。加古川市内には、市名の由来でもある一級河川の「加古川」が流れています。自然豊かな農村風景と、重化学工業地帯という全く異なる景観を持っていることも特徴です。郷土料理のひとつには「かつめし」があります。ご飯、ビーフカツ、デミグラスのたれ、茹でキャベツがワンプレートになっており、「お箸で気軽に食べれる洋食」として、戦後直後から親しまれています。名所には、「宗佐厄神八幡神社」があります。通称「宗佐の厄神さん」とも呼ばれ、厄除けの大神として広く知られています。毎年2月には、日本各地から30万人以上の参拝者が訪れる「厄除大祭」が開催されています。
総合病院とは、2つ以上の診療科があり、かつ病床が20以上ある医療機関のことです。対してクリニック、医院、診療所は法律上の分類上すべて「診療所」の位置づけとなり、病床は19以下の医療機関のことを言います。総合病院は受け入れられる患者数が多いため、スタッフも大勢勤務しているところが特徴的です。そのため分業制で仕事が行われることが多いです。一方、診療所はスタッフも少数で、マルチに仕事をしている方が多いです。初診や普段の診察などは地域の診療所の「かかりつけ医」と呼ばれるような医者に診てもらい、総合病院での治療のほうが適切だとされた場合には紹介状を書いてもらい、総合病院での診察へ進むという流れが一般的です。総合病院の中には、「救急指定病院」「回復期リハビリテーション病棟」など、より詳細な指定区分があります。診療所での診察で適切な診断を得たのちに、自分の病状に合った総合病院を紹介してもらうことがスムーズな治療に効果的だという考え方が広まっています。