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兵庫県伊丹市、尼崎市は、「阪神間」と呼ばれる地域に属しています。尼崎市、伊丹市の順に県内でも人口密度トップ2の都市であります。伊丹市には「大阪国際空港」があり、主に国内線の拠点空港として運用されています。市名にちなみ「伊丹空港」の愛称で知られています。また、接木の一種である「芽接ぎ」が盛んで、全国三大植木産地のひとつともいわれています。他にも、酒造業が盛んにおこなわれています。江戸時代から続く産業であり、現在でも「小西酒造」「伊丹老松酒造」といった老舗メーカーが製造を続けています。尼崎市は、中核市、中枢中核都市に指定され経済の拠点都市を担っています。人口も、県内4番目を誇り、大阪市とのアクセスの良さもあり、ベッドタウンとしての役割を果たしています。阪神工業地帯の工業都市として発展してきた歴史があり、多数の企業が本社や事業所を置いています。そのジャンルも幅広く、電子や機械系をはじめ、衣服や食品系、交通サービスなど、生活に欠かせないサービスを提供する企業が集まっています。
「訪問介護」とは、一般的にはホームヘルパーと呼ばれる訪問介護職員が利用者の自宅を訪問しサービスを行うことをいいます。そのサービスの内容は大きく(1)身体介護(2)生活援助の二つに分かれます。身体介護は、入浴や排せつの介助、食事や洗顔・歯磨きの介助、移動時の介助などが対象となります。生活援助は、料理・選択・掃除など利用者が日常生活を支障なく過ごすための家事を行います。反対に、実施しなくても日常生活に支障がないとされる作業や、利用者以外のための家事はサービス対象外となることが多いです。似たような言葉として「訪問看護」がありますが、こちらは訪問介護よりもサービス内容が多岐にわたります。大きな違いは医師の指示に基づいて医療処置が行えます。在宅で呼吸器の管理や点滴の投与が必要な利用者は訪問看護を選択することが多いです。そのほか、訪問看護では終末期などの利用者の家族ケアも実施することがあります。訪問看護を行う看護師は様々な知識とコミュニケーションスキルが必要だといえます。