1件中、1~1件目を表示中
兵庫県伊丹市、尼崎市は、「阪神間」と呼ばれる地域に属しています。尼崎市、伊丹市の順に県内でも人口密度トップ2の都市であります。伊丹市には「大阪国際空港」があり、主に国内線の拠点空港として運用されています。市名にちなみ「伊丹空港」の愛称で知られています。また、接木の一種である「芽接ぎ」が盛んで、全国三大植木産地のひとつともいわれています。他にも、酒造業が盛んにおこなわれています。江戸時代から続く産業であり、現在でも「小西酒造」「伊丹老松酒造」といった老舗メーカーが製造を続けています。尼崎市は、中核市、中枢中核都市に指定され経済の拠点都市を担っています。人口も、県内4番目を誇り、大阪市とのアクセスの良さもあり、ベッドタウンとしての役割を果たしています。阪神工業地帯の工業都市として発展してきた歴史があり、多数の企業が本社や事業所を置いています。そのジャンルも幅広く、電子や機械系をはじめ、衣服や食品系、交通サービスなど、生活に欠かせないサービスを提供する企業が集まっています。
特別養護老人ホーム(特養)とは、介護老人保健施設(老健)と違って利用者の終身入居も受け入れる施設となっています。入居条件は、自宅で生活することが難しい要介護3以上の高齢者、というのが原則です。ただし、希望者の中で要介護レベルが同じでも、状況・状態によって入居の優先度は変わります。そして、特養は公的施設であり、有料老人ホームより安い料金で入居することができます。それに伴って入居希望者も多く、希望者の中には何年も入居待ち状態の方がいるのも現状です。施設でのサービス内容は、食事や排せつ、入浴の介助、リハビリの支援、部屋の掃除などです。施設内でのイベントを通した活動にも参加することができます。特養では特に資格がなくても働くことができますが、介護レベルが高い利用者も多いので研修を受けて資格を取得することを勧めるところもあります。加えて、高度な経験を積むことができる特養で働いたキャリアは転職時にも役立つことが多いです。