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兵庫県神戸市東灘区は、市を構成する9区のうちの一つです。市の最東端に位置していて南には大阪湾が面しています。1995年に発生した阪神・淡路大震災では、最大震度7を記録し甚大な被害を受けたものの、以降都心への立地の良さから、マンションの建設が進みました。その影響から、特に若い子育て世代の転入者が増加したため、若い世代が多いという特徴があります。他にも、歴史的なエリアが多いことも特徴です。「深江文化村」と呼ばれるエリアには、昔の西洋館街が残存しています。明治後期から昭和初期までに建てられた、富裕層の別荘が数多く残存していて、その中には登録有形文化財に指定されているものもあります。他にも区には、絵画や東洋古美術などを展示した美術館や、海にまつわる博物館、日本酒造の記念館などが多く点在していて、観光スポットとなっています。また、沖合にある、市の第二の海上文化都市の「六甲アイランド」も区内に含まれ、2017年時点で2万人弱の人々が暮らしています。島の中心部には、住宅地や会社、店舗などの施設があり、住民が多く住む地域の付近には、工場や港湾施設も数多く存在しています。
「訪問介護」とは、一般的にはホームヘルパーと呼ばれる訪問介護職員が利用者の自宅を訪問しサービスを行うことをいいます。そのサービスの内容は大きく(1)身体介護(2)生活援助の二つに分かれます。身体介護は、入浴や排せつの介助、食事や洗顔・歯磨きの介助、移動時の介助などが対象となります。生活援助は、料理・選択・掃除など利用者が日常生活を支障なく過ごすための家事を行います。反対に、実施しなくても日常生活に支障がないとされる作業や、利用者以外のための家事はサービス対象外となることが多いです。似たような言葉として「訪問看護」がありますが、こちらは訪問介護よりもサービス内容が多岐にわたります。大きな違いは医師の指示に基づいて医療処置が行えます。在宅で呼吸器の管理や点滴の投与が必要な利用者は訪問看護を選択することが多いです。そのほか、訪問看護では終末期などの利用者の家族ケアも実施することがあります。訪問看護を行う看護師は様々な知識とコミュニケーションスキルが必要だといえます。