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大和郡山市は、県の北部に位置しています。江戸時代に武士の副業として盛んに行われていたことから、現在も金魚の名産地としても有名です。毎年「全国金魚すくい選手権大会」が開催されるほか、金魚すくいをテーマにした漫画も描かれています。観光スポットの一つには「郡山城」があります。豊臣秀吉の異父弟・羽柴秀長の居城であり、大和・紀伊・和泉100万石の中心でもありました。現在は、国の史跡にも指定されており、桜の名所として100選に選定されています。毎年4月には「お城まつり」と称し、桜を見に訪れる観光客も多くいます。他にも歴史的な建造物が多くあるのも本市の特徴です。「春日神社」や「額安寺」「小泉神社」などはその本殿や五輪塔が重要文化財に指定されています。多数存在する寺社仏閣の中でも「矢田寺」は、「あじさい寺」としても有名です。境内には約10,000株、60種類ものアジサイが植えられ、シーズンの6月には臨時バスが運行されるほどになっています。
介護老人保健施設は「老健」と略されることがあります。病院を退院した後でも介護が必要で、リハビリなどの支援を受けたい場面で活用されるのがこの老健です。受け入れるのは、要介護1以上の65歳以上の方々です。施設に入れば、リハビリや医療サービスを受けることができます。この施設は入居することもできますが、一般的には自分の家で生活できるようになることを目的としています。そのため、終身入居ではなく、半年程度で自宅に戻ることを前提として入居を受け入れています。老健は公的介護施設の一つで、リハビリをおこなうための設備が備わっているというところが特徴です。半年ほどの利用が原則なので、入所のハードルはそれほど高くなく、病院を退院してから自宅に戻るまでの期間をリハビリをしながら過ごす場所としても多く利用されています。そして、老健では医師が常勤しているほか、看護師、理学療法士などスタッフによるサポートも受けられます。