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大阪市平野区は、大阪市を構成する24行政区のうちの一つです。府全体の中央に位置しており、人口が最も多い区としても知られています。この地出身の有名人の方には「久本雅美さん」「笑福亭鶴瓶さん」「はるな愛さん」「元乃木坂・西野七瀬さん」などがいらっしゃいます。区西部にある「東住吉高校」では、全国で唯一の芸能文化科も設置されており、歌舞伎や文学、落語、演劇、舞台技術など芸能に関することを深く学ぶことが可能です。日本唯一の総合工芸施設である「大阪市立クラフトパーク」も拠点を置いています。この施設では、吹きガラスやキルンワーク、バーナーワーク、ステンドグラス、陶芸、染色、織物、木工、金工といった9つの工芸教室を体験することができます。また他にも、「平野町ぐるみ博物館」という小さな博物館の集まる地域も存在します。普段は小神通宅、店舗として使用されている場所が、日時によって博物館・資料館に変貌し様々な展示を楽しめます。
グループホームとは、認知症の高齢者が少人数でグループを組んで共同生活を行うための施設です。専門のスタッフとともに、最大9人のグループで共同生活を営みます。スタッフがいるとは言えども、入居者たちは自立して生活することを目標とし、炊事選択などの家事を交代で行う形となります。入居には、65歳以上、かつ認知症の診断を受けており要支援2か要介護1の認定を受けていることが条件となります。認知症と診断された高齢者を家で一人にするのは心配である親族などの関係者や、暮らしてきたそのままの場所で過ごしたい高齢者にとっては大変有益な施設となります。地域密着型の施設なので、入居には住民票が必要です。ケア内容には、施設が在籍する地域との交流を深めるものも最近は多く取り入れられています。地域の方々に、認知症患者を知ってもらったり理解してもらうことで、地域として高齢者を支えていく基盤となります。対して、入居者に対する医療のサービスが介護付有料老人ホームなどと比べて整っていないところが課題と言われています。