1件中、1~1件目を表示中
大阪市此花区は、大阪市を構成する24行政区のうちの一つで、市の中部西端に位置しています。日本に論語を伝えたとされている王仁が詠んだ、難波津の歌に登場する「咲くやこの花」というフレーズが区名の由来となっているといわれています。沖合には、人工島である「舞洲」と「夢洲」があります。舞洲には、フリーデンスライヒ氏によってデザインされた下水処理場「舞洲スラッジセンター」や、球技場や体育館、野球場を有する「舞洲スポーツアイランド」などが設置されています。一方で、夢洲には「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」があります。毎年1,000万人以上の人々が訪れており、世界に6つ存在するユニバーサル・スタジオ・テーマパークの中で最も来場者数が多いパークとなっています。また、2025年4月13日から10月13日に開催される「2025年日本国際博覧会」の開催地としても定められています。「西九条駅」が区の中心駅となっており、JR大阪環状線、桜島線、阪神電気鉄道の阪神なんば線との乗り換え駅として活用されています。
薬局・調剤薬局は、薬剤師が薬を調剤して販売する施設のことをいいます。その数は多く、2017年度末時点で6万店に達する勢いです。施設には薬剤師が常駐していることと、調剤室があることが求められます。また、医薬品の処方は医者、調剤は薬剤師という専門家が分担していますが、医師の診療の後に発行された処方箋を受け付けることができるのは薬局だけです。この「医薬分業」が行われているおかげで患者は最低限の量の薬で最大限の効能を受けることができ、適正な薬代で治療を受けられるという仕組みになっています。薬局の仕事としては、調剤業務に加えて、医師の処方箋と患者の体質や病歴を確認して服薬指導を実施したり、最近では適切な投与量を判断するために薬剤を調査するなどの臨床活動を行っている薬局もあります。そのほか、厚生労働省によると薬物療法にも在宅対応が必要になるといわれていますが、休日も対応できる常勤薬剤師の数は少なく課題となっています。