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大阪市大正区は、大阪市を構成する24行政区の一つで、2021年現在では、市内すべての区の内、最も人口が少ないエリアです。地形がとても特徴的で、全体が水路に囲まれており島状になっています。そのため、公営渡船が多数運行されています。渡船は、歩行者または自転車専用となっており、無料で利用することができます。市に存在する8か所の公営渡船のうち、7か所は大正区にゆかりがあります。大正初期頃には、沖縄県から本区に移住してくる人も多かったため、郷土料理や食材を扱う店も多く残っています。その影響から「リトル沖縄」とも呼ばれています。鉄道はJR西日本、Osaka Metroの「大正駅」が唯一1か所あるだけですが、その代わりに大阪シティバスが運行され、区民の足代わりとなっています。人工的に作られた「昭和山」もこの地域に位置しています。大阪市で2番目に標高が高い場所としても知られており、山周辺には「千島公園」として整備されています。
特別養護老人ホーム(特養)とは、介護老人保健施設(老健)と違って利用者の終身入居も受け入れる施設となっています。入居条件は、自宅で生活することが難しい要介護3以上の高齢者、というのが原則です。ただし、希望者の中で要介護レベルが同じでも、状況・状態によって入居の優先度は変わります。そして、特養は公的施設であり、有料老人ホームより安い料金で入居することができます。それに伴って入居希望者も多く、希望者の中には何年も入居待ち状態の方がいるのも現状です。施設でのサービス内容は、食事や排せつ、入浴の介助、リハビリの支援、部屋の掃除などです。施設内でのイベントを通した活動にも参加することができます。特養では特に資格がなくても働くことができますが、介護レベルが高い利用者も多いので研修を受けて資格を取得することを勧めるところもあります。加えて、高度な経験を積むことができる特養で働いたキャリアは転職時にも役立つことが多いです。