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草津市は、大津市に次ぐ県内第2位の人口を有しています。江戸時代には草津宿と呼ばれる宿場町として栄えてきた経緯があります。宿場の本陣は今でも残り、現存する中で最大級であり、国の史跡にもなっています。県庁所在地が京都市と距離が近いことから、大企業の滋賀拠点の多くが本市に置かれています。企業の業種は幅広く、「パナソニックアプライアンス社」「ダイキン工業」「オムロン」といった電気機器メーカーをはじめ、「舞鶴倉庫」「西濃運輸」といった運送業社、「パインアメ」といった菓子メーカーなどの拠点、工場があります。毎年9月中旬には、湖畔で「イナズマロックフェス」と呼ばれる音楽フェスが開催されます。本市出身の歌手であり、初代滋賀ふるさと観光大使の西川貴教氏が企画したことからスタートし、毎年数万人の観客を動員しています。栗東市は、日本中央競馬会のトレーニングセンターがあることから「馬のまち」としても有名です。競馬騎手や関係者も市内出身者が多いのが特徴です。名所には「小槻大社」「高野神社」「日吉神社」「金勝寺」といった寺社があります。「九品(くぼん)の滝」も観光地の一つです。名前は仏教用語の九品浄土からつけられました。渓流を含めた長さが約100mにもなり、湖南地域最大の滝となっています。
住宅型有料老人ホームとは、高齢者が地元で安心して引き続き暮らせるようにと、2011年に創設されたバリアフリー付き賃貸住宅のことです。介護付き有料老人ホームは介護サービスを前提に入居を受け入れているのに対して、住宅型有料老人ホームは、原則自立できることが条件です。入居者には安否確認や生活相談などのサービスをおこない、介護サービスは行いません。医師・看護師の常駐は義務付けられていないので介護・医療では力不足かもしれませんが、入居する高齢者は、入居前とほとんど変わらない生活レベルを維持することができます。まだまだ元気だけど、今後のことを考えると高齢者だけで暮らすのは不安、という方々には適した施設といえます。一人暮らしや、夫婦二人暮らしに対応している施設もあり、比較的自由に暮らすことができます。民間業者が運営しているため、サービス内容は多岐にわたります。そのため、入居前に業者にサービス内容を詳しく説明してもらうことが施設選びには重要です。