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守山市は、県の南西部に位置しています。地名の由来は諸説ありますが、比叡山や都賀山を守っていたということから来ているといわれています。市内には野洲川が流れており、古来から水に恵まれた土地でした。東西の交通の要衝でもあったため、野洲川では、壬申の乱や応仁の乱といった、歴史的にも語り継がれる戦が行われてきた場所でもあります。市の文化施設の一つに「佐川美術館」があります。宅配便事業で知られる佐川急便の創立40周年を記念しオープンしました。自然が豊かな地域でもあり、市内には公園が多数存在し、季節ごとに花や虫といった自然を楽しむことができます。野洲市は、近江富士とも呼ばれる「三上山」のふもとに位置し、県内最長の野洲川が流れています。毎年7月中旬には、川の中州で大花火大会が開催され約1万人の人が集まります。ラーメンチェーン店の「来来亭」の本社があることでも知られています。35都府県にわたって店舗があり、全国的にも有名です。他にも「P&Gジャパン」「村田製作所」「京セラ」「オムロン」といった多数の企業が本市に拠点や工場を置いています。琵琶湖岸には「マイアミ浜オートキャンプ場」があり、レジャーが楽しまれています。
グループホームとは、認知症の高齢者が少人数でグループを組んで共同生活を行うための施設です。専門のスタッフとともに、最大9人のグループで共同生活を営みます。スタッフがいるとは言えども、入居者たちは自立して生活することを目標とし、炊事選択などの家事を交代で行う形となります。入居には、65歳以上、かつ認知症の診断を受けており要支援2か要介護1の認定を受けていることが条件となります。認知症と診断された高齢者を家で一人にするのは心配である親族などの関係者や、暮らしてきたそのままの場所で過ごしたい高齢者にとっては大変有益な施設となります。地域密着型の施設なので、入居には住民票が必要です。ケア内容には、施設が在籍する地域との交流を深めるものも最近は多く取り入れられています。地域の方々に、認知症患者を知ってもらったり理解してもらうことで、地域として高齢者を支えていく基盤となります。対して、入居者に対する医療のサービスが介護付有料老人ホームなどと比べて整っていないところが課題と言われています。