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南区の紹介。
相模原市の区内で人口数が第一位の区である。また、相模原市の約11.6%を占める広大な面積を持っている。相模原市の中心市街地の1つにもなっている相模大野駅周辺は土地区画整理事業や米軍施設の跡地利用が進められたことにより、百貨店や文化施設、商業・業務施設、高層住宅街や文教施設などが集約している。そのほかにも古淵地区や相模台地区、東林地区はそれぞれの地区の拠点機能をもつ商業地である。また、区の中央にはコナラやクヌギなどの雑木林が連なっており、相模野の面影を残している木もれびの森やフランス風庭園や芝生公園が楽しめる相模原市麻溝公園、アジサイやクレマチスが咲き誇る県立相模原公園などの公園の他に、相模川沿いに広がる田園地帯などの豊かな自然も魅力である。一方、市内は3つの米軍施設基地があり、キャンプ座間と相模原住宅地区の2つの地域が区の南部、小田急線の市街地に位置しており、まちづくりを進める上での障害になっている。人口は2020年時点で280,055人である。
グループホームとは、認知症の高齢者が少人数でグループを組んで共同生活を行うための施設です。専門のスタッフとともに、最大9人のグループで共同生活を営みます。スタッフがいるとは言えども、入居者たちは自立して生活することを目標とし、炊事選択などの家事を交代で行う形となります。入居には、65歳以上、かつ認知症の診断を受けており要支援2か要介護1の認定を受けていることが条件となります。認知症と診断された高齢者を家で一人にするのは心配である親族などの関係者や、暮らしてきたそのままの場所で過ごしたい高齢者にとっては大変有益な施設となります。地域密着型の施設なので、入居には住民票が必要です。ケア内容には、施設が在籍する地域との交流を深めるものも最近は多く取り入れられています。地域の方々に、認知症患者を知ってもらったり理解してもらうことで、地域として高齢者を支えていく基盤となります。対して、入居者に対する医療のサービスが介護付有料老人ホームなどと比べて整っていないところが課題と言われています。