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名古屋市名東区は、名古屋市の東部の丘陵地帯に位置します。人口は2020年1月現在で約16万5千人となっています。地下鉄東山線が東西に通っており、名古屋の主要駅へのアクセスは良好です。地下鉄東山線は、名東区の東側「藤が丘駅」が終点となっています。さらに藤が丘駅は愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)の始発駅でもあります。名東区はもともと、畑作、稲作、養蚕や葉煙草栽培などの農業が盛んな地域でした。池など自然も残っており「牧野々池(まきのがいけ)」は現在は野鳥、渡り鳥の飛来地としても有名です。そして、1960年ごろからは住宅が立ち並び、社宅やマンションも多く建てられました。その成りたちから、移住者を受け入れやすい開放的な雰囲気があります。新しいお店も多く出店され、その分建ち替わりも激しい地域となっています。その中でも「一社駅」「上社」駅を中心は住みやすく、単身赴任の方や子育て世代にも人気のエリアとなっています。
総合病院とは、2つ以上の診療科があり、かつ病床が20以上ある医療機関のことです。対してクリニック、医院、診療所は法律上の分類上すべて「診療所」の位置づけとなり、病床は19以下の医療機関のことを言います。総合病院は受け入れられる患者数が多いため、スタッフも大勢勤務しているところが特徴的です。そのため分業制で仕事が行われることが多いです。一方、診療所はスタッフも少数で、マルチに仕事をしている方が多いです。初診や普段の診察などは地域の診療所の「かかりつけ医」と呼ばれるような医者に診てもらい、総合病院での治療のほうが適切だとされた場合には紹介状を書いてもらい、総合病院での診察へ進むという流れが一般的です。総合病院の中には、「救急指定病院」「回復期リハビリテーション病棟」など、より詳細な指定区分があります。診療所での診察で適切な診断を得たのちに、自分の病状に合った総合病院を紹介してもらうことがスムーズな治療に効果的だという考え方が広まっています。