2件中、1~2件目を表示中
大阪市福島区は、大阪市を構成する24行政区のうちの一つで、大阪都心6区の一角をなしています。面積は、市内だけでなく、全国行政区中で、浪速区、東成区に次いで3番目に狭くなっています。大半が住居地域となっていて、多数の団地や超高層マンションが建てられています。一方で、福島駅、阪神野田駅周辺には、オフィスビルや商業地が集まっているのが特徴です。区内が発祥の大企業も多く存在します。「オートバックスセブン」「丸大食品」「タイガー計算機」などが該当します。大開という地域で開業した「パナソニックホールディングス(旧・松下電器産業)」の跡地は、現在公園として整備され、松下幸之助氏の記念碑が建てられています。また、青果や水産物、加工品などを扱う「大阪市中央卸売市場 本場」も区内に位置しています。取扱高は国内でも第2位ととなる大規模な市場です。「関西将棋会館」も有名な施設の一つで、関西に所属している棋士対局が行われています。
その他の医療施設には、眼科医院や皮膚科医院、婦人科・産婦人科医院、精神科医院などがあげられます。ここで挙げたのは開業医院とされる施設です。「歯科」と「麻酔科」以外であれば、医師免許を持っていればどの科目でも開業することができます。そのため、どんな施設でも「内科」を標榜するところが多いです。昨今、地域包括医療の重要性が叫ばれている中、かかりつけ医と呼ばれる地域の開業医がマルチに病気を見ることができる重要性が高まっています。このような医院以外でも、健康相談を受け付けている公的機関もあります。例えば、精神保健福祉士や保健師が電話や面会というかたちで相談を受ける体制が整っている都道府県や市町村も多く存在します。乳幼児向け、高齢者向け、働く人の心の健康に関するもの、生活習慣病の指導など、健康相談と一言でいっても項目は様々あります。まだ病気にはかかっていないが悩みがある「未病」患者の方々の相談の第一歩として、行政のサービスが活用されることが望まれます。