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現在の日本は「ストレス社会」とも呼ばれており、心に不安や悩みを抱えている人が増加しています。
臨床心理士や公認心理師は、心理学に基づく知識や技術を用いて、「心の問題」を解決に導く専門家のことを指しています。
以前は、主に医療や産業分野などで活躍していた職業ですが、現在は学校・福祉・司法といった分野にも活躍の場を広げています。
人の心の悩みは、生きている以上尽きることはありません。そのため、メンタルケアを行える臨床心理士/公認心理師の需要がなくなることはなく、将来性がある仕事の一つといえるでしょう。
尚、臨床心理士は日本臨床心理士資格認定協会によって創設された民間資格であり、協会が実施する資格試験に合格しなければいけません。
そして、2017年に創設されたばかりの公認心理師は国家資格であり、条件を満たした上で国家試験に合格しなければ取得できません。
資格を取得し経験を積むことで、企業に勤めるだけでなくフリーランスとして活躍することもできます。
働き方は多種多様で将来性もあるため、関心がある方は情報収集をしっかりと行い、臨床心理士/公認心理師としての一歩を踏み出してみて下さい。
臨床心理士/公認心理士とは、心理学に基づく知識や技術を活かして、人々が抱える心の問題に向き合う専門家のことをいいます。
代表的な活躍の場としては、医療、保険、教育、福祉、産業、司法・矯正の6分野があり、今後さらに活躍の場が期待される将来性の高い分野が含まれています。
兵庫県内にも数多くの求人が存在します。特に、兵庫県では神戸市灘区、尼崎市、西宮市あたりの求人が人気です。
2013年7月時点、国内の臨床心理士数は24,878人で、兵庫県には、そのうちの1,460人がいます。また、代表的な就業先のひとつである精神科は、兵庫県内に318ヶ所、同様に心療内科は189ヶ所あります。
2017年9月に施行された公認心理師法によって、新たに公認心理師が誕生しました。心理系の職業・資格といえば臨床心理士が有名ですが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。
公認心理士は、「公認心理師法にもとづく国家資格」です。心理系資格において唯一の国家資格として、現在注目を集めています。
対して臨床心理士は、1988年に「日本臨床心理士資格認定協会」が発足したことによって誕生した民間資格であり、公認心理師が誕生するまでは「心理系資格の最高峰」とされていました。
尚、医療以外の分野においては現時点で仕事内容や役割に大きな違いは見られていません。ただし、公認心理師には「心の健康に関する知識の普及を目的とした教育や情報提供」も業務内容に含まれます。
公認心理士の方が、より地域の健康づくりに特化した資格といえます。
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