一般社団法人　ぶどうの木の企業情報 | 全国トップへ

戦後、効率性や経済性を追求した政策により
目覚ましい発展を遂げた日本は、
現在においても世界有数の経済大国です。

然しながらその弊害により人口や資本は都市部に集中、
殊に中山間地域等を中心にその格差は広がっています。
そして、それらの格差はともすると
『勝ち組⇋負け組』『健常者⇋障害者』といった
分断を生じさせ、人と人、人と社会を隔てる
要因となってきました。

そのような現代社会の中で
もう一度互いの人間性や適性を理解し、
それを生かす取り組みが始まっています。

ぶどうの木が実践する『農福連携』の取り組みは、
正に〝多様な人々が参画する共生社会の構築〟を目指す
取り組みであり、百姓と呼ばれ、
地域に住む多様な人々がその土地の農業を支えていた
かつての村（コミュニティ）に通じる取り組みです。

ぶどうの木は、障がい者のみならず、
働きづらさや生きづらさを
覚えておられる方々にとって『農業』を通じて
一人ひとりが役割を担い、
活躍する機会の創出を図ってまいります。

一般社団法人ぶどうの木は『農福連携』の活動を通じて
障がい者をはじめとする多様な方々に、
就労の機会を設け、自立支援を行います。

①千葉県内を主とした首都圏/全国における農福連携のプラットフォームの構築
②農福連携の普及・啓発に関わる活動(講習会やフォーラムの開催等)
③農福連携を推進するための相談・支援等に関わる活動
④農福連携産品の販売や認知の促進に関わる事業(マルシェの開催、販売チャネルの開拓)
⑤関係団体・機関と連携し、障がい者等の社会進出基盤の構築
➅障がい者の日常生活および社会生活を総合的に支援するための障害福祉サービス事業

生産者の高齢化が進み担い手が不足する
農業サイドの課題と、
障がい者の社会における役割や
就労機会の創出、工賃向上等の課題を
〝農業〟と〝福祉〟が連携することで
解決するWin-Winの取り組みです。

また、近年では、ユニバーサルな取り組みとして、
高齢者、生活困窮者等の就労・社会参画支援や、
犯罪・非行をした者の立ち直り支援等、
様々な分野にウイングを広げ、
地域共生社会の実現を図ることにも寄与しています。
（SDGsにも通じるもの）