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大阪市福島区は、大阪市を構成する24行政区のうちの一つで、大阪都心6区の一角をなしています。面積は、市内だけでなく、全国行政区中で、浪速区、東成区に次いで3番目に狭くなっています。大半が住居地域となっていて、多数の団地や超高層マンションが建てられています。一方で、福島駅、阪神野田駅周辺には、オフィスビルや商業地が集まっているのが特徴です。区内が発祥の大企業も多く存在します。「オートバックスセブン」「丸大食品」「タイガー計算機」などが該当します。大開という地域で開業した「パナソニックホールディングス(旧・松下電器産業)」の跡地は、現在公園として整備され、松下幸之助氏の記念碑が建てられています。また、青果や水産物、加工品などを扱う「大阪市中央卸売市場 本場」も区内に位置しています。取扱高は国内でも第2位ととなる大規模な市場です。「関西将棋会館」も有名な施設の一つで、関西に所属している棋士対局が行われています。
薬局・調剤薬局は、薬剤師が薬を調剤して販売する施設のことをいいます。その数は多く、2017年度末時点で6万店に達する勢いです。施設には薬剤師が常駐していることと、調剤室があることが求められます。また、医薬品の処方は医者、調剤は薬剤師という専門家が分担していますが、医師の診療の後に発行された処方箋を受け付けることができるのは薬局だけです。この「医薬分業」が行われているおかげで患者は最低限の量の薬で最大限の効能を受けることができ、適正な薬代で治療を受けられるという仕組みになっています。薬局の仕事としては、調剤業務に加えて、医師の処方箋と患者の体質や病歴を確認して服薬指導を実施したり、最近では適切な投与量を判断するために薬剤を調査するなどの臨床活動を行っている薬局もあります。そのほか、厚生労働省によると薬物療法にも在宅対応が必要になるといわれていますが、休日も対応できる常勤薬剤師の数は少なく課題となっています。