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伏見区は、市を構成する11の行政区の一つで、市の全区の中でも最大の人口を有しています。歴史的に見ても重要な地であり、徳川幕府の政治拠点にもなっていました。その背景から城下町としての伝統を受け継いでおり、現在でも商業の拠点となっているほか、市の都心部や大阪へのベッドタウンとしての役割も担っています。区の中央、宇治川の北側には「桃山丘陵」と呼ばれる丘があります。そこに広がる緑地が伏流水の水源となっていることから、酒造の生産が盛んに行われています。そのため、日本酒の蔵元も多数存在しています。銘柄が社名にもなっている「月桂冠」や「松竹梅」を製造する「宝酒造」といった、全国でもよく知られるメーカーも区内に拠点を置いています。また、酒造に関連した記念館や研究所等も多数存在しており、近代化産業遺産にも認定されているのが特徴です。有名な観光スポットには、古都京都の文化財として世界遺産に登録されている「醍醐寺」や、明治天皇の陵である「伏見桃山陵」などがあります。特に「伏見稲荷大社」は、徳川家の時代から商いの成功を祈願する人に人気がありました。願いが叶った人々が赤い鳥居を奉納する習慣があったことから「千本鳥居」が形成され、現在では国内外問わず多くの人がフォトスポットとして神社を観光に訪れています。
鍼灸整骨院は国家資格を持った技師が処置を行っており、医学的な処置を行うことができます。整骨分野は「柔道整復師」、鍼灸分野は「鍼灸師」が施術を行います。もちろん両方持った技師も存在します。整骨分野では骨折・脱臼・捻挫などけがに対する応急処置や手当を行います。施術内容は、筋肉をほぐすために弱い電流を患部に当てて血行をよくしたり、指圧などで周辺の筋肉をほぐすなど、多様な方法を組み合わせて行います。対して鍼灸分野では身体のツボに鍼(はり)やお灸で刺激を与えることで腰痛やリウマチなど神経にかかわる痛みを治すための施術を行います。平成30年度では全国の鍼灸・整骨分野の施術所数は14万件を超えています。そして、もう一つ「整体院」がありますが、継続的な肩こり・腰痛などの日常の痛みを緩和することが得意です。整体院では体のバランスを整える骨盤矯正などの施術を行っているところが多く、痛みの再発予防にも効果的であることが特徴です。