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心理カウンセラーってどんな仕事?どうやったらなれるの?

カウンセリング
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心理カウンセラーは、悩みを抱えている方の相談に乗り、「心理」

つまり心の面からの支援によって解決に導く仕事です。

どうやったらなれるのか、仕事に就くために取得しておくべき資格について詳しくご紹介します。

1.心理カウンセラーとは

深呼吸する女性

心理カウンセラーに興味があれば誰でも気になっているであろう、

心理カウンセラーの仕事内容
心理カウンセラーが活躍する場所
心理カウンセラーに向いている人

以上3つのポイントについてご紹介していきます。

1-1.心理カウンセラーの仕事内容とは?

心理カウンセラーとは、悩みを抱えている方に対して心理的なアプローチから解決に導いていく仕事です。

介護・医療分野に限らず、様々な場面で活躍しています。

介護・医療分野での相談業務といえば、利用者が困っている生活上の課題に対して、公的制度や民間団体等の支援策を組み合わせて解決方法を提案する仕事です。

対して心理カウンセラーは、面談を通じて相談者自身が悩み解決に対する気付きを得たり、ストレスの緩和を図ったりするように働きかけることが仕事です。

【表:介護・医療の相談業務と心理カウンセラーの仕事内容の違い】

介護・医療の相談業務心理カウンセラー
必要な知識
  • 公的制度に関する知識
  • 民間支援団体に関する知識
  • 過去の解決事例
  • 心理学的知識
  • カウンセリング技術
業務内容
  • 各種の支援制度を組み合わせる
  • 相談者の悩みを解決するための方法を提案する
  • 相談者自身の心理に働きかける
  • 悩みに寄り添い、相談者自身が解決に向かえるように導く

心理カウンセラーの仕事内容は、心理学やカウンセリング技術を用いて相談者が自身の力で解決できるように導くことです。

相談の過程で抱えているストレスの緩和も図ります。

お悩み相談という点では同じですが、介護・医療従事者が実施する相談業務とは異なっています。

1-2.心理カウンセラーはどこで働くの?

心理カウンセラーが活躍する場所は、主に以下のような所があります。

【医療機関】
医療相談員と連携し、患者やその家族に対して悩み事の解決やストレスの緩和を図ります。

【一般企業】
社員に対してカウンセリングを行います。

ストレスの緩和や公私の悩み解決を通じて業務の効率化を図ります。

また、自己啓発アンガーマネジメント等の研修を行うことで社員一人一人の能力向上や人間関係の円滑化を陰で支える役割を担っています。

【学校】
スクールカウンセラーとして配置されます。

悩んでいる児童・生徒に対して関わるだけでなく、保護者に対してもカウンセリングを行い全体の状況を把握します。

同様に、学校の教員に対しても支援に入ることもあります。

【独立事務所】
ニーズに応じてカウンセラーを派遣したり、来店した相談者に対してカウンセリングを実施したりする独立事務所を立ち上げることも可能です。

ただし独立専門職として信頼を得るためには、相当な知識や技術・実績が必要です。

1-3.心理カウンセラーに向いている人とは?

心理カウンセラーに向いている人のポイントは、以下の3つです。

穏やかな心を持っている人
自分の感情をコントロールできる人
相手の感情に振り回されない冷静さを持っている人

心理カウンセラーは、様々な人の様々な悩みを受け止めた上で、相談者自身による解決に導く仕事です。

相談者の悩みを聞いたうえで原因を導き出し、うまく相談者自身が原因に気付くように働きかけます。

そのためには穏やかな気持ちで相手に臨むことが大切です。

また、相談者自身が悩みの原因に気付いて解決に向かうことが出来るように導くためには、相談の中で自分の気持ちを相手に押し付けないこと・相手の考えを否定しないこと・返答や決断を急かさない態度が非常に重要となります。

つまり、カウンセラー自身が自分の感情をコントロールすることが必要です。

カウンセリングの中では相手の心理的側面に働きかけます。

過度に相談者の立場に入り込んでしまうと、どうしても主観的で狭い視点になってしまいます。

相談者の気持ちを大切にし、共感しつつ、中立的な立場で悩みと向き合う冷静さがポイントになります。

以上のような理由から、心理カウンセラーには、心が穏やかな人が向いていると言えます。

自分の感情をコントロールして粘り強く働きかけることが出来る根気強さや持っていることや、感情移入せず客観的視点で対応できる冷静さも求められます。

2.心理カウンセラーの仕事に就く方法

リラックス

心理カウンセラー自体は、資格や経験がなくても名乗ることが出来ます。

求人に対して応募し、合格すれば心理カウンセラーとして就業することが可能です。

ただし心理カウンセラーとして信頼を得る上で最も重要なのは、客観的に分かる知識や技能・経験です。

実際に就業するためには、資格、そして経験が必要であると認識しましょう。

資格を取得するためには、対応した大学等の養成施設に通学する方法・通信講座を受けて習得する方法があります。

心理カウンセラーとして働くためには、まずは自身の能力を証明するための資格を取得することが一番の近道と言えます。

3.心理カウンセラーになるために取っておきたい資格3選

勉強

心理カウンセラーになるために、当サイトがオススメする資格が以下の3つです。

公認心理師
臨床心理士
プロフェッショナル心理カウンセラー

この章では、筆者がオススメする資格の概要や取得方法についてご紹介します。

3-1.公認心理師

公認心理士とは、2017年に初めて心理職の国家資格として誕生しました。

今まで曖昧だった心理職の知識や技能について、国家資格として証明することが出来る非常に心強い資格です。

取得には、国家試験に合格した上で「一般財団法人日本心理研修センター」に登録する必要があります。

公認心理師は、心理職が取得すべき資格の中で唯一の国家資格です。

これから心理カウンセラーを目指したいと考えているのであれば、まずは一番に検討すべき資格です。

資格の詳細はこちらの公式サイトをご覧ください。

3-2.臨床心理士

臨床心理士とは、公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会という公益法人が認定する民間資格です。

取得するためには協会が実施する試験に合格する必要がありますが、受験資格を得るためには別途規定されている大学院等を修了している必要があります。

民間の資格であるものの、1988年から始まった歴史ある資格であり、取得には相当な知識や技術・経験を必要です。

心理カウンセラーとしての能力を証明する、非常に信頼性の高い資格です。

資格の詳細はこちらの公式サイトをご覧ください。

3-3.プロフェッショナル心理カウンセラー

プロフェッショナル心理カウンセラーは、一般社団法人、全国心理業連合会が認定する民間資格です。

国家資格である「上級」と、基礎となる「一般」の2段階があります。

民間の資格ではあるものの、全国統一基準で認定される資格であるため信頼性が高く、オススメできる資格です。

取得するためには、認定の教育機関を修了することが必要です。

資格の詳細はこちらの公式サイトをご覧ください。

4.まとめ

机

いかがでしたか?

心理カウンセラーは、悩みを抱えている相談者に対し、心理的側面から解決へと導く専門的な職業であるということをお伝えしました。

働く場所は医療・福祉に限らず、一般企業や学校・専門事務所など至る所で活躍が期待される職業です。

資格がなくても心理カウンセラーを名乗ることができます。

しかし実際には、専門的な資格を取得することが信頼性獲得のためにも非常に重要であり、必須と言っても過言ではありません。

心理カウンセラーは、悩んで心が疲れている全ての人に対して非常に頼りになる仕事です。

魅力に感じる方も多いでしょう。

心理カウンセラーになりたいと考えているのであれば、まずは当サイトでご紹介した信頼性の高い資格を取得を目指しましょう。

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