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【知らなきゃ損】健康靴って?足の悩みを改善・予防するってホント?

くつ
この記事は約8分で読めます。

「最近、靴を履いて歩くと疲れやすい。」

「自分の好みの靴を履くと、いつも靴擦れしてしまう。」

「自分に合った靴がわからない!」

そんな足に関する悩みをお持ちではありませんか?

逆に、今は悩みがないと言う方も、歳を重ねるごとに悩みが出てくるかもしれません。

もしくは、「今の痛みは軽度だから大丈夫」と言って、合っていない靴を我慢して履いていませんか?

そんな足に関するお悩みは、「健康靴」を履くだけですぐに改善・予防になるかもしれません。

そこで当記事では、足のトラブルや病気を改善・予防する健康靴に関するさまざまな情報を紹介していきます。

足の病気やトラブルとは

足にはさまざまな病気やトラブルがあります。

しかし、原因の多くは足に合っていない靴を履き続けることにあると言われているのです。

特に女性に多いのが、ハイヒールなどのつま先が細くなっている形状の靴を履くことです。

では、どのような病気やトラブルがあるのでしょうか。

ぜひ自分の足にはないか確認してみてください。

外反母趾

外反母趾とは、足の親指の付け根の関節が外側に突き出すようになり、親指が小指の方向に曲がってしまう病気です。腫れて痛みを感じることがあります。

女性ものの靴に多い、つま先が細くなっている形状の靴を履いていると、外反母趾になりやすくなります。

扁平足

扁平足とは、足の裏の放物線状になっている土踏まずの形が崩れ、平になってしまうものです。

本来であれば、人の足は、土踏まずは放物線状になっており、地面には接しないようになっています。

扁平足になると、歩行時に本来のように衝撃を吸収することができず、疲れやすくなり、足だけではなく、膝や腰など体全体に大きな負荷がかかることになります。

若い頃からサイズの合っていない靴を履いていると、足の裏の筋肉が通常通り機能せず、扁平足になりやすくなると言われています。

ハンマートゥ

足の指が「くの字」になり、通常であれば地面に着くはずの第二関節が浮いた状態に変形してしまう病気です。足の指が力んで曲がってしまっているような状態です。

別名「屈指症」(くっししょう)とも呼ばれます。

主な原因は2つあります。

  • 靴の幅やつま先が狭い靴を履いており、足や指が曲がっている状態が長時間続いてしまうこと。
  • サイズが大きい靴を履いていて、歩行時に足が前に滑らないよう、指を曲げて踏ん張る癖がついてしまっていること。

つまり、サイズや形が自分の足の本来の形に合っていないことが原因と言えます。

  • 魚の目・たこ

魚の目・たこは足の一部が硬く分厚くなっている状態を言います。

足に合っていない靴を履いていると、足の一部分に圧がかかる、摩擦による刺激を受けることで、皮膚の防御反応がでます。これが魚の目・たこです。

魚の目は、中心に芯があり圧がかかると、強い痛みを感じます。

健康靴とは?

健康靴とは、人間の本来の足の形に基づいて作られた靴のことを言います。

つまり、人間の生活の中で欠かせない「歩行」、そのために必要な「足」、この2つを第一に考えて作られた靴です。

健康靴にはどのような工夫がされている?

健康靴には足のトラブルを改善・予防するためのさまざまな工夫がなされています。

トゥスペース

靴のつま先が広くなっています。

これにより、足の指や爪を圧迫することなく、常に指が広がるようにスペースが作られるため、歩行時に足の指を使って地面を蹴り上げることができるのです。

外反母趾の方への健康靴では、当たった時に痛みを感じないように親指の付け根のあたりに柔らかい素材を利用するなどの症状別に工夫がなされています。

ヒールカウンター

かかとに半円状の芯が入っていることで、かかとをしっかりと覆い、グラつきを防ぎます。

外反母趾や扁平足などを予防し、安定して歩くことが可能になります。

筋力の低下などによる足のぐらつきは、足の痛みや変形に繋がります。

ヒールカウンターは、そんなぐらつきによる不安定な歩行をサポートしてくれます。

インソール

インソールとは靴の中敷のことです。

インソールに工夫を加えることで、さまざまな足のトラブルに対処することができます。

足の裏にはアーチと呼ばれる、かかと・親指の付け根・小指の付け根の3点を繋いだ半ドーム型になっており、地面からの衝撃を和らげるクッションのような役割を担っています。

例えば、扁平足の方には、足のアーチを矯正できるインソールを入れることで、改善に繋がります。

フットベッドというインソールは、土踏まず部分が盛り上がっている立体的な形になっており、土踏まずの放物線を理想的な状態で支え、衝撃を和らげる効果があります。

アウトソール

アウトソールとは、地面と靴が接する場所、つまり靴の底の部分です。

アウトソールで衝撃を吸収することで、膝などの関節への負荷を軽減します。

これにより、かかとの痛みや歩行時の疲労感を緩和するのです。

健康靴に隠された効果とは?

足の病気やトラブルの改善・予防

足のさまざまなトラブルや病気の原因の多くはにあると言われています。

例えば、外反母趾や扁平足などは、サイズや形が合っていない靴を履き続けた結果、歩き方や指などに異常な癖がついてしまうことで発症します。

足と歩行を第一に考えて設計された健康靴は、さまざまな足のトラブル・病気の予防が可能になるのです。

もちろん、予防効果だけではありません。

さらに、健康靴の中には、外反母趾や扁平足など症状に合わせて設計されたものもあるため、歩き方や症状の改善にも利用可能なものもあります。

歩く時の足への負荷を和らげる

健康靴にはさまざまな工夫が施されており、足に病気やトラブルを抱えている方が長時間履いていても、疲労感を感じにくくなっています。

最近では、履いているだけで足ツボを刺激する健康靴もあり、足だけではなく体全体のことを考えて設計されている製品も。

健康靴は年配の人が履くもの?

どうしても健康靴と聞くと、「年配の人が履くものなのではないか」と感じる方は少なくないと思います。

しかし、健康靴は決して年配の方だけが履く靴ではないのです。

若い世代の方で、「靴を履いて歩くと当たって痛いけれど、デザインが可愛いから」と言って、靴擦れしても我慢して履き続けていませんか?

「そもそも健康靴って言っても若者が履けるものもあるの?」

そんな疑問をお持ちの方は多いと思います。

しかし最近では、デザインも重視された健康靴が多く販売されています。

  • 健康靴にはどのようなタイプがある?
  • スーツにも合わせやすい革靴・パンプスタイプ

ビジネスやスーツを着て仕事笑するような方でも、全く違和感のない革靴・パンプスタイプ。

男女問わず、ビジネスシーンやカジュアルな服装で利用することができます。

パンプスの中にはヒールが高くなっているものもありますが、健康靴では安定感のあるものが多く取り揃えられています。

シューズタイプ

普段履きとして利用したい方におすすめです。くるぶしの下まで足全体を覆うことで、安定感がでます。

デザインやカラーバリエーションも非常に豊富で、ファッションに興味のある方も、様々な服装に合わせられるのが特徴です。

スニーカータイプ

足の甲までしっかりと覆うことで非常に安定感があります。

普段履きからランニングやウォーキングなどの運動にも利用することができます。

サンダルタイプ

暑い夏でも足の健康を気にしたい方にもぴったりなサンダルタイプ。

今では、男女問わずさまざまなデザインとブランドのサンダルが販売されています

このように、デザインも形もカラーバリエーションも豊富になっており、若者でも手に取りやすいものが非常に増えています。

「足」と「歩行」を第一に考えて設計された靴ですが、決して足と歩行だけを考えて作られているわけではありません。

そのため、健康靴は老若男女、季節、場面に関係なく履くことができるのです。

健康靴を手に入れるには?

看護師

健康靴はいくらくらいで、どこで手に入れることができるのでしょうか?

健康靴の価格は?

健康靴は、タイプやブランドによって価格は異なりますが、5000円前後のものが多く、比較的安価なものでは2000円ほどのものもあります。

ブランドもののいい健康靴では、3万円以上するものもあります。

とはいえ、通常の靴と比較して特別値段が高いと言うことはありません。

健康靴はどこで買える?

健康靴は、通常のシューズショップ、インターネット、健康靴に特化している専門店でも購入することができます。

また、健康靴をオーダーメイドで製作している店舗もあります。

外反母趾や扁平足などの足のトラブル・病気を改善したい方や予防したい方は、より自分の足に最適な靴を履くためにオーダーメイドで購入するのも1つの選択肢と言えます。

オーダーメイドでは、ただ足の形をとって靴を作ってもらうだけではありません。

歩行解析をして、上下左右、前後の体の触れや衝撃を分析し、歩行のバランスや癖を知り、それをもとに、歩行指導も受けられる店舗も。

もちろんオーダーした靴の修理や修正などのアフターケアも受けられることもあります。

まとめ

図書館

今回は、健康靴に関するさまざまな情報ついて紹介してきました。

今まで、足に合っていない靴を我慢して履いていた方も、これを機に健康靴を履いて、健康な足を手に入れましょう。

さらに、健康靴には予防効果もあります。

今まで足に関する悩みがなかった人も、これからの自分の足のために、健康靴を履いてみるのも、今後必要になるかもしれません。

おしゃれは足元から」というように、「健康も足元から」取り入れてみてはいかがでしょうか?

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