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スポーツトレーナーになるには?年収はいくら?

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スポーツが好きな人、過去に競技経験がある人などは、スポーツトレーナーという仕事に興味があったり、将来スポーツトレーナーとしてアスリートを支えたいと思っているという人はいるかもしれませんね。

私自身も、引退後は自分がずっと続けていた競技で、今度は競技者を支えたいと思っていた時期がありました。

こんな風に、引退後にトレーナーとして競技をする側から、支える側に移るスポーツ選手は結構多いんです。

スポーツトレーナーはスポーツをしてきた人にとっては、重要な役割を果たしており、支えられた経験があるという人も多いと思います。

今回の記事では、スポーツトレーナーに興味がある人、なりたいと思っている人が参考になるよう、詳しく紹介していきます。

スポーツトレーナーはどうやってなる?

スポーツトレーナーは

・プロスポーツ選手をサポートする

・フリーランスで働く

・スポーツジムに勤務する

・部活動など子供を指導する

こうした場所で活躍をしています。

プロスポーツ選手のトレーナーになるには?

有名アスリートのトレーナーになれる人は、ほんの一握り程度しかいません。

一般的な求人検索ではヒットしないことがほとんどです。

では、どうしたらプロのスポーツ選手や実業団チームのトレーナーになれるのかというと

・もともとその競技をやっていた元競技者

・国家資格の保持者で施術を通して競技者や関係者と繋がりがある

・プロ選手が利用する施設の職員になる

こうした手段がありますが、多くの場合は自分自身も元競技者だった場合、競技の引退後に指導者に回るというのが現状では多いです。

実際にプロスポーツ選手のトレーナーとして活躍している人の中には

・プロ選手として活躍する人が以前からお客様として来ていました。その後、試合などに帯同することを依頼され、現在はチームの一員としてサポートしている

・競技歴はないのですが、フィジカル面をサポートするトレーナーとして実業団チームに所属してる

など、様々な理由や経緯でこちらの仕事をされている方がいます。

フリーランスで働くトレーナーになるには?

集団に属さず、フリーのトレーナーとして働く方法について紹介します。

フリーランスのトレーナーは、競技者から依頼があった場合などに、短編的にかかわるトレーナーとして勤務します。

たとえば、何か特定のことに特化したトレーニングを行ったり、自分にしか出来ないことを存分に活かすことが出来る働き方です。

自由に働ける分、やりがいはもちろんありますが、人脈作り自分を売り込むスキル認知度を高めるための集客方法などが重要です。

最近はSNSなどを活用してフリーランスで働いている人が多いです。

・ボディビル大会に出る競技者向けに、振り付け指導を中心に行うトレーナーをしています。集客にはSNSを使用しています。

・フィットネスジムを間借りして、ウォーキング指導を行っています。モデルさんやコンテストに出る人が生徒さんの中心になっています。

・キッズアスリート向けのトレーニング指導を行っています。フィジカル面のトレーニングが中心で、集団でワークショップを行ったりします。

など様々な働き方があります。

ジムで勤務するトレーナーになるには?

スポーツジムで勤務する職員は、スポーツインストラクターと呼ばれることが多いです。

スポーツジムでの勤務は、一般向けにも求人募集がされていることが多く、トレーナーとして働く方法としては、1番手軽な方法といえます。

ただ、スポーツジムでの勤務はトレーナーとして1人の競技者をがっちりサポートする業務以外にも行う仕事が多いです。

仕事の充実度を考えて判断することが望ましいです。

子供に指導するトレーナーになるには?

部活動などで指導するトレーナーになる場合は、その学校の卒業生であったり、その部活のOB・OGだったりといった繋がりがある場合が多いです。

もしくは、その部活に関係する人のつてを使ってなるという方法が一般的です。

一般向けの求人などで募集されることは、ほとんどないので、人脈が重要です。

取得しなければいけない資格はない?

勉強

スポーツトレーナーになるために、絶対にこの資格が必要!という資格はありません。

ただ、競技者を支える重要な仕事でもあり、競技者のコンディションを整えたり、トレーニング理論を確立していないと仕事にはならないため、資格は必要ないとはいえ、知識やスキルを身に着けることは非常に重要です。

トレーナー資格は民間資格

スポーツトレーナーとして活躍できるとされる資格の多くは、民間資格が中心です。

・民間資格は無意味

・民間資格は履歴書に書けない

という言われ方をすることが多く、デメリットに感じる人が多いかもしれません。

しかし、トレーナーはトレーニング方法の指導だけでなく、競技者のコンディションを整えるための生活指導、食事指導、ストレッチやアイシングなどの体のケア、メンタルのケアなど、身に着けるべきスキルが多岐に渡ります。

無資格でもなれる職種とはいえ、こういった特徴的な職務内容であることから、知識を身に着ける場を持つことは非常に重要です。

自分自身の勉強の一環として、民間資格の受験に挑戦することは重要だと考えます。

また、学校等では履歴書には書けないと指導することもあるようですが、スポーツに関係する業界で、スポーツトレーナーとして働くことを希望するなら、自分がこうした知識を身に付けました、という証明にもなるので、民間資格とはいえ履歴書に書いてはいけない資格というわけではないんですよ。

中には、一般的な民間資格より厳しい認定条件を提示しているものもあります。

その代表的な資格が、認定アスレチックトレーナーというものです。

認定アスレチックトレーナーとは、NPO法人ジャパンアスレチックトレーナー図協会の会員として登録されると取得できる資格です。

認定される段階で、身体の機能やケアについて一定の知識を取得し、すでに資格を得ている人が条件ですが、ジャパンアスレチックトレーナーズ協会の認定には、講習会を受講することが必要で、トレーナーとしての知識やスキルをしっかり学ぶことが出来る資格です。

持っていたほうがいい国家資格もある!

スポーツトレーナーは、競技者の体の構造リハビリなどの体のケアなど、身体の状態に精通していることにメリットがあります。

こうした知識をより深めることにも繋がり、さらにスポーツトレーナーとして働く上で有利になる国家資格がいくつかあります。

・理学療法士

理学療法士と聞くと、病院などでリハビリを行ったりする職業というイメージをされる方が多いのではないでしょうか。

競技者を支えるトレーナーとしての理学療法士は、怪我をした競技者のリハビリをサポートしたり、怪我をしないように日々の体のケアを行うトレーナーとして、競技者と関わることが多いです。

プロ選手など一流選手になると、試合に帯同するスタッフの1人として、理学療法士を取得しているトレーナーが同行することもあります。

理学療法士を取得しているトレーナー例

・普段は、練習後のマッサージやストレッチなどを行う

練習場所に毎回出向くことはなく、通常時は理学療法士として整体院に勤務しているので、選手が直接勤務先に通ってきてくれます。

・試合のときには帯同し、選手の体のケアを行う。テーピングやアイシング、次のレースに向けてのストレッチやマッサージなどを行う。

・怪我をしてしまった選手には、練習メニューやトレーニングの負荷などを関係者と連携を取り合いながら検討する。

・柔道整復師

柔道整復師は、専門学校などで必要なカリキュラムを履修した上で、国家試験に合格した人が取得できる資格です。

「柔道」という名称がついているので、競技の柔道に関する資格なのかな?
と想像する人もいるかもしれませんが、柔道とは特に関係がなく、柔道整復師は骨や関節などに、手技でアプローチをし、身体の仕組みを専門的に学んだ専門職です。

スポーツトレーナーとしては、主に競技中や練習中の怪我などのトラブルに対して、ケアをしたり、予防策を考えたりする立場として関わります。

柔道整復師を持つスポーツトレーナー例

・接骨院で働く人が多いですが、トレーナーとして現場で仕事をしている人も多い。

最近はフリーで活動するトレーナーとして、パーソナルトレーニングを行う人も多い。

年収はどれくらい?

お金

平均年収 約350万円

月給平均 約30万

アルバイト平均時給 990円

スポーツトレーナーの平均収入は上記のような平均値があります。

全体の平均と比べると、やや低い傾向があり、アルバイトの時給は地域によって差がありますが、最低賃金~1,000円前後くらいが平均となるようです。

この平均値は、ジムなどで勤務するトレーナーの平均ですが、プロ選手についているトレーナーや、実業団に所属するトレーナー、フリーランスで活動するトレーナーの収入は高い傾向があり、1000万円を超える人もいます。

トレーナーの収入は、知識などのスキルや経験年数なども大きく影響します。

年俸制で年単位で働く人や、契約時に交渉が出来る場合もあります。

まとめ

運動道具

スポーツトレーナーは、特定の資格がなくてもなれる仕事で、いいかえれば「誰でも出来る」仕事ではありますが、知識や技術が重要で、身体面だけでなく競技者の精神面のケアなど、理解を深めながら、競技者をサポートしていく仕事です。

収入は自分のスキルや知識に直結し、全体の平均水準より低い場合もあれば、1000万円を超える働き方が出来る可能性のある仕事です。

スポーツトレーナーは、競技者とともに夢を現実にする、非常にやりがいのある仕事ということが分かっていただけたかと思います。

「誰でも出来る」とは言い切れない仕事ですが、スポーツが好きな人や興味がある人は、ぜひ目指してみるのはいかがでしょうか?

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