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眼科医になるには何が必要なの?

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眼科医は医師の中でも人気のある分野の一つです。これから医師を目指す人、ほかの診療科から転科を検討している人の中にも眼科を検討している人はいるでしょう。

そこで、ここでは眼科医になるのはどういった勉強が必要なのか、眼科医としての仕事はどのようなものがあるのかといった就職前に気になることを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

眼科医はニーズのある仕事

眼科医になっても仕事がない、開業してもつぶれてしまうのではないかと不安になる人もいるでしょう。

しかし、眼科医は今とてもニーズが高まっている診療科の一つです。

その理由の一つとして、パソコンやスマホの長時間操作による視力低下や眼病の発症があります。

多くの仕事にパソコンが取り入れられて肉体労働から頭脳労働への切り替わりが進んだことにより、今後も眼科の診療を必要とする患者は増えると考えられており、ニーズが高まっているのです。

そのため、眼科医として働きたいと考えている人は、将来明るい業種という面では安心して勉強に励むことができます。

眼科医になるには

眼科医になるためには医師免許の取得が必要です。具体的にはどのようなルートをたどる必要があるのか紹介していきます。

医師免許取得が必要

眼科医も医師ですから、医師免許を取得しなければ眼科医として働くことができません。医師免許を取得するためには、大学の医学部に合格する必要があります。

医学部は日本全国に国立私立の大学があり、どちらでも医学の基礎から実習まで行われています。

大学で行われる授業の内容が国家試験に出題されるため、日頃から授業をきちんと受けて、その内容を復習する時間を設けることが必要です。

国家試験の合格率は例年80パーセント前後であるため、簡単な試験に思うかもしれません。

しかし、実際には「試験範囲の内容をきちんと覚えておけば合格できる」ものであり、大学に入ればだれでも合格できるものではないです。

医学部は入学するまでも大変ですが、国家試験合格のために入学後も大変であることは理解しておきましょう。

国家試験合格後

国家試験に合格し、医師免許が取得できたらすぐに医師として働くことができるわけではありません。

眼科専門医を取得するためには、2年間の初期臨床研修の後、さらに4年間の眼科臨床研修が必要です。そのため医師免許を取得してから6年間の研修が必要になります。

これだけ長いステップを踏むため、眼科医として働けるようになるのは最短ルートで進んでも30歳からです。眼科医になるのは決して簡単なことではないといえます。

初期臨床研修後の進路は2つ

初期臨床研修が終わった後、眼科臨床研修を行う際には2つの研修ルートがあります。

まずは医大に残ることです。医大に残ると、臨床経験を積むだけでなく、教育や研究にも携わります。

そのため最終的な進路としては、眼科医として勤めるだけでなく大学で医学の学生に対して講義を行ったり、医学の進歩のために研究を行ったりするという進路も選択肢としてあります。

もう一つのルートが市中病院での勤務です。市中病院の業務はほとんどが診察や治療といった臨床経験になります。

そのため早く眼科医としてたくさんの人の治療に携わりたいと考えている人は、市中病院を選択したほうが良いといえるでしょう。

眼科医の適性

眼科医になるにはどのような適性が必要なのでしょうか。

医療全般への勤勉な姿勢

眼科医は医師の中でも特に安定的な分野といわれています。これは金銭面のことだけではありません。

緊急の手術が少ないため突然病院から呼び出されることがほとんどないこと、夜勤がないことから、ほぼ毎日決まった時間に勤務して、休みも比較的取りやすいことが理由です。安定的な生活を送ることができて、なおかつ年収も高いとなれば、眼科医を志す人は必然的に増えます。

だからこそ、眼科医になるためには、同様に眼科医になることを志望している人たちよりも抜きんでることが必要です。

医学部に通い卒業するのはもちろんですが、その後の初期臨床研修や初期研修を受けると勉強する時間は10年以上になります。

これだけ長い期間、勉強を続けることができる真面目さや研究への熱心さを持つのはもちろんのこと、さらにはライバルよりも優秀な成績を収めることも求められます。

長く勉強を続け、さらには成果を出すことがで切る人が眼科医として成功することができるのです。

手先の器用さ

眼科医はその名前の通り目の診察を行ったり治療を行ったりします。

目というのはとても繊細な場所です。ちょっとのことで傷ついて失明する危険もあります。

処置をする際には慎重に行うのはもちろんのこと、正確性も必要です。

目に行う手術にはレーシックや白内障、緑内障などいくつか種類があります。

どれも角膜にメスを入れるものであり、細かな作業になります。かなり精度の高い指先の動きを要求されるため、手先の器用さは眼科医にとって欠かせないものです。

眼科医の中には、子どものころにプラモデルを組み立てるのが好きだったとか、アクセサリー作りが好きだったとか、という人が多いともいわれています。

小さなうちから細かなパーツを取り扱うことが好き、得意、という人は向いているといえるでしょう。

オンとオフの切り替えが上手な人

これは眼科医だけに言えることではなく一般的に仕事のできる人に言われることですが、オンとオフの切り替えが上手にできることは眼科医にとって必要な資質の一つです。

眼科医は目の診察や手術を行うため、診察中はかなり神経を使います。毎日座って診察しているだけなので楽な仕事と思われるかもしれないですが、細かな作業をするために重労働と同じくらいの疲れを感じることも少なくありません。

そこで、仕事に集中することができるようにするためにも、休みの日にはしっかりと休んでおくことが必要です。

休養をとること、休みの日にしっかりとリフレッシュすることで、勤務中は細かな作業に集中することができます。

眼科医の雇用形態はどのようなものがあるか

実際に眼科医として働く際には、どのような働き方があるのでしょう。一般的には個人の事情に合わせ、自分に合った働き方を選択することができます。

眼科医全体の4割ほどは病院勤務

眼科医のうち4割ほどは病院勤務医をしているといわれています。勤務の時間やシフトについては病院によって様々です。

しかし、一般的に多くの病院では平日の朝から夕方まで診察があり、土日祝日は休みという勤務体制が組まれています。

病院によっては当直のローテーションがあり、夜間に病院内の点滴交換や処方、急患対応といったこともしなければならないこともあります。

ただ、眼科医として休日や夜間に対応が必要になるということはめったにありません。そのため、結婚や出産、子育てをしながらでも勤務しやすいということで病院勤務の眼科医の中には女性も多いです。

残りの6割近くはクリニックや診療所勤務、開業

眼科医のうち半数以上の人たちはクリニックに勤務したり、自身で開業していたりします。クリニックも病院と同じく、平日の朝から夕方までの勤務が一般的であり、土日祝日が休みというところが多いです。

しかし、最近では周りの病院と差別化を図るために土日にも診察をしていたり、夜遅くまで診察をしていたりするところもあります。

そのようなところでは、眼科医の適切な労働環境を維持することができるよう、複数名の眼科医を配備してシフトが組まれいることが一般的です。

クリニック勤務だからといって勤務時間が長くなったり、休みが取れなかったりという心配はないでしょう。

医師免許を取得した人の中には、開業医にあこがれる人は多いですが、誰もが眼科医の資格を取得してすぐに開業できるわけではありません。

眼科医としてのスキルを身につけたり経験を摘んだりすることが必要です。また、開業するための資金の準備も必要ですし、病院経営のノウハウも身につけなければなりません。

そのため、多くの開業医が開業にあたっては数年間病院に勤務をしたり、クリニックに勤務をしたりという経験を積んでいます。

働き方の選択肢は病院勤務や開業以外にもある

眼科医の働き方というと、病院やクリニックに勤務をしたり、自身で開業したりするのが一般的です。しかし、最近では働き方も多様化しており、ほかの働き方を選んでいる眼科医もいます。

例えば、子育て中や結婚している女医の場合、時間にゆとりのある働き方を希望してアルバイトやパートという形でクリニックに勤務をしているという人も多いです。

最近ではレーシック手術のための専門クリニックや、コンタクトレンズ購入のためのクリニックなど眼科も種類が豊富にあります。

そのため、従来の眼科以外にも働ける場所はあるので、自分に合った働き方を選択することができるのです。

また、眼科医としての仕事は診察するだけではありません。研究職として大学に残って研究をしたり、新たな眼科医を育成するために大学で教鞭をとったりという選択肢もあります。

ほかにも、医薬品メーカーに就職して、医薬品の開発に携わることもできます。このように、医師免許を取得して、さらに研修を受けて眼科医になったからといって誰もが病院に勤務するわけではありません。

眼科医を目指す際に、自分が一番何をしたいかをよく考えることが進路選択において大切といえます。

眼科医の就職・転職状況

せっかく眼科医の資格を取得したのに仕事がない、希望に合った働き方ができない、という状況は避けたいものです。

そこで、眼科医の就職や転職がどのような状況なのか事前に知っておきましょう。

今後も需要が高まる予測

日本では高齢化が進んでいます。そのため、白内障をはじめとした加齢に伴う目の疾患で悩む人は今後も増える見込みです。

さらに、パソコンやスマホの操作が増えたことで、若い人も目に負担がかかるようになっています。そのため眼科医の需要は今後も高まる予測です。

ですから今後も眼科医の仕事は十分に確保できると考えることができます。

開業しなくても

眼科医というと一昔前は開業しないと仕事がない、というイメージを持たれていました。しかし、今は開業しなくても病院勤務やクリニック勤務の選択肢が十分にあります。

さらに、クリニックもレーシックやコンタクト販売に特化したところもあり、自分が主に担当したい診療内容に絞り込んでの職種選択も可能です。

需要はあるが希望の仕事に就くのは難しい

眼科医の需要の高さと働きやすさから年々眼科医は増えています。特に女性医師の増加が目立ち、短時間勤務でも対応できる職場は希望者が多いです。

人気のある病院での仕事や条件のよい職場で働きたい場合には、倍率が高い可能性もあります。そこで、就職や転職の際にはしっかりと自分をアピールできるものが必要です。

具体的には、学生時代の研究内容や実習経験、就職での手術や診療の経験といったものがほかの人よりも秀でていることが評価につながります。

希望の職場で働けるようにするためには、資格を取得するだけでなくそれ以外にも頑張りが求められるのです。

まとめ

今回は眼科医になるためにはどのようなことが必要なのか、そしてどんな就職の選択肢があるのかということを紹介しました。

眼科医になるためには大学の医学部に通い、さらに臨床研修を6年積まなければなりません。就職するまでに長い時間がかかるので、高い志を持って勉強に取り組むことが求められます。

高齢化やスマホやパソコンの普及により、眼科医は今後もさらにニーズが高まると期待されている仕事です。

しかし、その反面働きやすさや安定性から人気を集めており、眼科医は年円増えています。そのため、仕事の需要があり、なおかつ職場は豊富にありますが、自分の希望する職場や労働条件で働くためには、周りと差別化を付けられるスキルや知識を身につけておくことが大切です。

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