マタニティライフとは、赤ちゃんを迎えるまでの大切な時間のことです。
この時期だからこそできるこそはたくさんあり、どうせなら楽しんでこの期間を過ごしたいと考えることでしょう。
この記事では、マタニティライフを充実して過ごすためのポイントをご紹介します。
気分が落ち込みやすい時期ではありますが、工夫を取り入れながら赤ちゃんのためにも楽しい日々を過ごしましょう。
「マタニティライフ」とは?
「マタニティライフ」とは、妊娠し、出産するまでの期間のことを指しています。
この章にて、マタニティライフの期間や充実させる意味について、ご紹介します。
マタニティライフの期間
マタニティライフの期間は「約8ヵ月」とされています。
妊娠期間は「十月十日」といわれており、多くの妊婦さんが自分の妊娠に気がつくのは妊娠6~7週ごろです。
もし予定日ごろに出産すると考えると、お腹の赤ちゃんと一緒に過ごす日々は約8ヵ月となるのです。
(もちろん人によって期間は前後します)
8ヵ月と聞くと長いように感じるかもしれませんが、この期間はあっという間に過ぎていきます。
赤ちゃんを迎える準備を進めながら、今だからこそできることを意識して日々を過ごしてみましょう。
マタニティライフを充実させる意味
マタニティライフの充実は、気持ちを安定させるうえでの重要なポイントです。
妊娠中の女性は、ホルモンバランスなどの影響で気持ちが不安定になりがちで、徐々にお腹が大きくなることで体調も変化しやすくなります。
●「栄養を取らなきゃ……」
●「運動もしなきゃ……」
など、妊娠中は生活のなかで気をつけなければいけないこともたくさんあり、余計にストレスを感じやすくなるのです。
妊娠中のこの期間を充実させることができれば、少しでも気持ちが落ち着けることができます。
楽しくなるものへ意識的に目を向け、気持ちにゆとりを持って日々を過ごしてみましょう。
マタニティライフを楽しく過ごす方法
マタニティライフを楽しく過ごす方法はたくさんあります。
この章にて、その方法をご紹介します。
楽しみ方は人それぞれなので、いろいろ試してみて自分に合ったものを継続していきましょう。
おしゃれを楽しむ
妊娠中にしか楽しめないおしゃれとして「マタニティウェア」があります。
マタニティウェアは「大きく変化する身体とお腹の赤ちゃんを守るために、さまざまな工夫が施された機能性ウェア」のことで、マイナートラブルの予防につながります。
マタニティウェアは、機能性だけでなく見た目にも優れたものがたくさん販売されています。
人気ブランドからも毎年新作のマタニティウェアが発売されており、デザインも豊富に存在します。
妊婦という状況を楽しむために、おしゃれなマタニティウェアを探してみましょう。
また、赤ちゃんが生まれたあとでは難しいおしゃれもあります。
たとえば、ネックレス・ピアス・イヤリングなどのアクセサリー類は、子どもが小さいうちはつけられないことがほとんどです。
マタニティライフ中にアクセサリーを楽しんでおくのもいいでしょう。
ベビー用品を揃える
育児用品やベビー用品は、妊娠中に揃えておくのがいいでしょう。
なぜなら、赤ちゃんが生まれたあとは赤ちゃんに付きっきりになるため、ゆっくりと育児に必要なグッズを選ぶ時間が作れなくなるからです。
赤ちゃんのための服・布団・抱っこひも・マザーズバッグなど、準備しておくべきグッズはたくさんあります。
種類も非常に多いため、妊娠中からいろいろと情報を仕入れ、お気に入りのベビーグッズを揃えておきましょう。
生まれてくる赤ちゃんのためにいろいろと揃える時間は、とても有意義で幸せなものとなるはずです。
なお、ベビーベッドなど大きめの家具を使う予定であれば、早めに購入して部屋のレイアウトを考えておくのもおすすめです。
赤ちゃんの服やグッズを入れておくタンスやラックなどの収納アイテムも合わせて揃えておくといいでしょう。
また、人によっては赤ちゃんのスタイやおくるみ、おもちゃなどを手作りしてみるのもいいかもしれません。
手を動かすことでストレス解消にもなります。
慣れていない人は、まずは簡単なものから挑戦してみましょう。
マタニティだからこそ楽しめる運動を取り入れる
医師に止められている方を除き、妊娠中も身体に負担がかからない程度の運動をすることは非常に大切です。
妊娠すると、女性の体は変化します。
赤ちゃんが大きくなるにつれてお腹が大きくなるだけでなく、食欲が増して体重が増えすぎてしまったり、人によっては妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの病気を引き起こしてしまう可能性があります。
その予防のためにも、適度な運動をした方がいいのです。
この「適度な運動」を楽しみながらおこなうことで、体調管理だけでなくストレス解消にも役立てることができます。
一人で気軽にはじめられるウォーキングは、気分転換を兼ねたいい運動になります。
教室などに通えば、ほかの妊婦さんと知り合いになり、ママ友が作れるかもしれません。
やり方や楽しみ方は人それぞれなので、自分に合った運動を取り入れてみましょう。
ただし、赤ちゃんや自分自身の体調を整えるために休むことも重要です。
決して無理はしないようご注意ください。
ママ友と交流する
同じように妊娠生活を過ごしているママ友と交流するのもいいでしょう。
共感してくれる人がいるだけで気持ちが軽くなりますし、もしかしたらこれまであまり交流のなかった人と妊婦あるあるで盛り上がれる可能性もあるかもしれません。
また、初めての妊娠であれば、ちょっとした疑問や不安が出てくるはずです。
そんなときに、ちょっとした悩みであれば先輩ママに相談してみると、悩みが解消されストレスを溜め込まずに済むことでしょう。
(ただし、体調などの不安は産婦人科で解決することをおすすめします)
もし「周囲にママ友がいない……」という人は、地域で開催されているスクールなどに通ってみましょう。
SNSやアプリなどを活用してみるのもいいかもしれません。
ぜひランチやお茶、流行りのヌン活(アフタヌーンティーを楽しむ活動)などでリラックスしながら話す機会を作ってみましょう。
夫婦2人だけの時間を楽しむ
赤ちゃんが生まれたら、パパと二人で過ごす時間は減ってしまいます。
今のうちに夫婦で行ってみたかったお店や観光スポットを巡って、二人で過ごす時間を目いっぱい楽しんでおきましょう。
また、赤ちゃんが生まれるとしばらく旅行にも行けなくなるので、マタニティライフ中に旅行を楽しむのもおすすめです。
妊娠中の旅行は「マタニティ旅行(マタ旅)」と呼ばれています。
旅行会社や宿泊施設も力を入れていて、多くのマタニティプランを打ち出しているほどです。
ただし、妊娠初期や妊娠後期は旅行を控えたほうがいい場合もありますので、心配な方は産婦人科の先生に相談してみましょう。
上のお子さんがいる場合も、今の家族で過ごせる時間はあとわずかです。
新しい家族が増えることを楽しみに待ちながら、家族の時間を大切に過ごしましょう。
一人の時間を楽しむ
夫婦や家族の時間だけでなく、一人の時間を楽しめるのもこの時期までです。
赤ちゃんが生まれると目が離せなくなり、スキマ時間に家事をしたりと、一人でゆっくりする時間はなかなか作れなくなります。
そのため、マタニティライフ中に自分らしく過ごす時間を思う存分作っておきましょう。
◆映画館やレストランに行く
◆趣味の時間に没頭する
◆新しい趣味を始める など
また、友人や大切な人たちと会って遊ぶのもいいでしょう。
引きこもりがちな妊娠生活のいい気分転換にもなりますし、子どもがいる友人と会う場合は子育ての情報収集にもなります。
楽しみ方は人それぞれなので、自分に合った方法で自分の時間を有意義に過ごしてみましょう。
マタニティライフ中にやっておきたいこと
妊娠は、ママの心と身体に大きな変化をもたらします。
そして、出産後はどうしても赤ちゃんの都合が第一優先となってしまいます。
そのため、産後の生活をイメージして、ある程度見通しを立てておくことも大切です。
この章にて、マタニティライフ中にやっておきたいことをご紹介します。
マタニティダイアリーをつける
「マタニティダイアリー」とは、妊娠中の経過やママの体調、赤ちゃんの成長を記録して残せる日記のようなものです。
販売されているものを購入するでもいいですし、アプリを利用したり、もちろん手書きでも構いません。
赤ちゃんの記録のほか、ママの感じたことや体調の変化、検診の記録などを記しましょう。
妊娠中の記録をつけることで、ささいな身体の変化にも気付きやすくなります。
なお「具体的になにを書けば良いか分からない」「日記はなかなか続かない」という方は、項目分けされているタイプがおすすめです。
商品によって項目の内容は異なりますが、項目への回答のように記載しやすいタイプであれば、何を書けばいいのか明確になり続けやすいかと思います。
検診のときにもらうエコー写真も一緒に保存したい方は、写真を保管できるマタニティダイアリーを活用しましょう。
写真とともに記録できると、まとめやすく産後しばらく経ってから見返したときにも、懐かしい思い出になるはずです。
マタニティフォトを撮る
「マタニティフォト」とは、赤ちゃんがママのお腹にいる間に撮影する写真のことです。
家族写真の原点になる記念写真であり、これから生まれてくる我が子との最初の記念写真ともいえます。
海外セレブや芸能人がマタニティフォトをSNSにアップしたことをきっかけにその名が広まり、現在は妊娠を人生の節目の一つと考え、お祝いイベントとして撮影する方が増えています。
●人生の節目のイベントとして
●貴重な妊娠期の記録として
●お腹の大きさを実感するため
●生まれてくる子どもに見せるため
妊娠8カ月〜9カ月くらいの妊娠後期は体調も安定していますし、お腹のふくらみも分かりやすいでしょう。
少しずつ大きくなるお腹はママしか味わえない貴重な体験であり、マタニティフォトは妊娠中にしか撮影できない特別な写真です。
出産してから「撮っておけばよかった!」と後悔することがないよう、迷っている方はぜひ撮っておくことをおすすめします。
そして、大切な思い出として大事に保管しておきましょう。
美容院に行く
「行っておけばよかった」という意見が多いのが、美容院です。
出産後は、どうしてもこまめに髪を染めたりヘアカットしたりと、自分の美容に充てる時間を作ることが難しくなります。
そのため、マタニティライフ中に美容院に行っておくことをおすすめします。
歯科検診に行く
歯に異常を感じていなくても、出産前に歯科検診に行っておくことをおすすめします。
歯に異常が出てからだと続けて通わなければいけなくなることが多いのですが、生まれて間もない赤ちゃんがいると時間的に通院が難しくなりがちです。
歯科検診で早期発見・治療ができれば出産までに通院を終わらせられる場合もあり、育児に専念しやすくなるでしょう。
歯科検診は、妊娠5カ月から7カ月くらいの時期(一般的につわりが治まり体調が安定するとされる時期)がおすすめです。
後期になると長時間の仰向けがつらく感じることもあるため、できるだけ早めに済ませておきましょう。
マタニティライフの楽しむうえで大切なこと
マタニティライフを楽しむうえで大切なことは「無理をしないこと」です。
妊娠中は疲れやすく体調も変化しやすいため、無理は禁物です。
もし具合が悪くなったり、お腹が張ったときにはすぐに横になるなど休憩してください。
自分の体調を第一に考え、自分の体調に合わせて行動しましょう。
「エコー写真」を大切な思い出として形に残そう
BANK OF MEMORIES
ホームページ:https://bank-of-memories.com/
「エコー写真」は妊婦検診の際にもらえるもので、お腹のなかにいる赤ちゃんの成長や様子を知ることができる大切なツールの一つです。
日に日に大きくなっていく赤ちゃんの姿を見て、より赤ちゃんへの愛情が深まることでしょう。
このエコー写真を、大切な思い出として残す人が増えています。
しかし、エコー写真には「感熱紙」が使用されていることが多く、日常の光や暑さの影響を受けて、徐々に薄くなってしまいます。
『BANK OF MEMORIES』では、このエコー写真を家族の絆を確認しあえる大切な「アート」として、インテリアの一部として飾っていただけるポスターづくりがおこなわれています。
アートポスターの作成には、エコー写真のほかに、お子さんの名前・生年月日・誕生時間・誕生時の体重や身長を記載する必要があるため、出産後の制作となります。
●子どもが大きくなったときに、一緒にお腹のなかにいたときを振り返ることを思い浮かべながら
明るい未来を想像しながらポスターのデザインを選ぶことも、マタニティライフを過ごすうえでの楽しい時間となるでしょう。
アートポスターとして残すことで、大切な思い出をずっと綺麗なまま保存することができます。
一生に一度の大切な思い出を、自身や家族のために末永く残してみてはいかがでしょうか。
まとめ
体調が第一ではありますが、しっかり気をつけていれば妊娠中にも楽しいことはたくさんできます。
「安静にしていなければ」と考えすぎること自体がストレスになってしまうこともあるため、赤ちゃんと体の変化にはしっかり注意しながら、貴重なマタニティライフを楽しむ工夫をしてみましょう。