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冬は太りやすい?痩せやすい?太る要因と解消法について解説します!

この記事は約6分で読めます。

「冬は太りやすい季節である」

このように感じる人が多いのではないかと思います。

しかし、実際のところはどうなのでしょうか?

今回は、「冬太り」という点について、詳しくご紹介をしていきたいと思います。

なぜ、冬は太りやすい時期と思うのか?


「なぜ、冬は太りやすい時期と思うのか?」

これには、実際に“太りやすくなる”という根拠があります。

まずは、この理由から解説していきましょう。

結論から言うと、以下の3つが挙げられます。

①「脂肪」を蓄えやすくなるから
②運動をしない人が増えるから
③年末年始で、休みつつ暴飲暴食をする場合があるから

順に補足していきます。

「脂肪」を蓄えやすくなるから

外の気温が低くなる冬は、カラダの体温が下がらないようにするために“脂肪を貯めこむ”ことで、体温保持を行っているのです。

とはいえ、“カロリー過多”にならない限り、脂肪がつくことはありません。

“脂肪を蓄えやすい時期”ではあるものの、これが太る理由にはならないのです。

「冬は太りやすくなる季節である」と言われる理由は、以下の2つが大きな原因と言われています。

運動をしない人が増えるから

特に2022年1月は非常に寒さが激しく、仕事や用事以外で「外出しよう」と考える人は少ないのではないでしょうか。

冬は寒いので、他の季節よりも運動量が減って消費カロリーが少なくなります。

そのため、摂取カロリーが増えなかったとしても太りやすくなるのです。

別の季節であれば歩いた距離も、この寒さで電車やタクシーを使ってしまう人もいます。

どちらかというと屋内にこもりがちになってしまう冬……これが、「冬は太りやすい季節」と言われる原因の一つなのです。

年末年始で、休みつつ暴飲暴食をする場合があるから

前回の記事でも記載した通り、年末年始は長期休暇+暴飲暴飲が激しくなる時期でもあります。

クリスマスや年末年始があることで人と食事をする機会も増え、さらに自宅にこもりがちになるため手持無沙汰に食べてしまうことも多い冬。

特にこのパーティーシーズンは、「一年間頑張った自分にご褒美を……」といった気分にもなりやすく、カロリーオーバーしてしまいがちです。

また、「年末年始長期休暇=通常よりも運動量が減る」という現象が起こりやすくもあります。

つまり「消費カロリーが減り、摂取カロリーが増えてしまう」のです。

これが、太りやすくなる原因となります。

ただし、あくまで上記3つが重なって“太りやすい季節”と錯覚をしているに過ぎず、実は冬は1年の中でも“痩せやすい季節”でもあるのです。

「冬は痩せやすい」……?その理由とは


上記の通り、実は「冬は痩せやすい季節」でもあります。

その理由は、「代謝が上がるから」です。

冬になり気温が下がると、人間の体温も必然的に下がります。

でも、そのまま体温が下がり続けてしまうと、命の危機に瀕してしまいます。

だから、「体温が下がると、体温を保とうとしてエネルギーを使う」のです。

体温を上げるために体が行っている動きといえば「シバリング」が分かりやすいのではないでしょうか。

寒い中でジッとしていると、体がブルブルと震えてきたり、歯がガチガチと震えてきたりしませんか?

あれが「シバリング」です。

シバリングというのは、“体温が下がった時に筋肉を動かすことで熱を発生させ、体温を保とうとする生理現象のこと”を指しています。

そう、冬というのは“1年で一番代謝が上がる季節”なのです。

寒い季節は体温を上げようと熱を多く発生させるため、使われるエネルギーは暖かい季節に比べて大きくなります。

“基礎代謝が大きくなる”ということは、食べる量や運動量がそれまでと同じなら体重が落ちていく可能性が高いということです。

つまり、実は“冬は痩せやすい要素”もあるのです。

冬に太らないためのコツってあるの?


極論を言うと、他の季節と変わらない過ごし方をすることで、太ることはありません。

◆バランスの取れた食事を摂る
◆適度に運動をする
◆良質な睡眠を取る
◆適度にリラックス状態を作る

普段となんら変わりない生活をしていれば、「冬だから」と言って太ることはないのです。

しかし、上記の理由で太りやすい季節であることも確かです。

そういう時は、以下のような点に気を付けてみてください。

その1.意識的に運動量を増やす

冬に太りやすくなる原因の一つは、“運動量の低下”が挙げられます。

「寒いから、家に閉じこもりっきり」
「他の季節よりも動く気がなくなってしまう」
「ついつい、タクシーや電車を利用してしまう」

動かないから、余計に太りやすくなってしまうのです。

だから、他の季節以上に、「意識的に運動量を増やす」ことを心がけてみてください。

「週1回しか通っていないジムを、週2回にする」
「意識的に歩く癖を創る(階段を使ったり、一駅分歩くなど)」
「冬のシーズンだけでも、ジムに通ってみる」

など。

「冬の間だけ、いつもよりも意識して・ちょっと頑張ってみる」

これを徹底すると、運動量が減ることはなくなるでしょう。

また、気温が低くなると、身体は筋肉を通して血液を温める熱を作ることで体温が低くなるのを防ぎます。

つまり「筋肉量を増やす」ことで、より太りにくい体質となるわけです。
(筋肉量が増える=太りにくくなるのは、季節に限った話ではありませんが……)

ウォーキングなどの有酸素運動はもちろん、適度に筋トレを行うことも効果的と言えるでしょう。

その2.食事内容を意識すること

上述でもお伝えした通り、この季節はイベントの多さから普段よりも食べる(飲む)量が増えがちです。

もし、「食べ(飲み)過ぎてしまったな……」と思ったら、翌日以降の食生活を少し改善してみましょう。

ただし、決して「食事を抜く」ことはオススメしません。

「食べる感覚が開いてしまう=食べたものをより体は吸収しようとしていまう=太りやすくなってしまう」からです。

◆お粥などの消化に良いものを口にする
◆夕食の量を減らす
◆野菜や果物の摂取量を増やす

など、普段の食事を少し見直してみてください。

また、「暖かい食べ物を摂り、カラダを温める」ことも大切です。

特に冬は鍋やスープなどが美味しい季節です。

こういった煮込み料理は、野菜などを大量に入れて食べることで、よりヘルシーかつ体を温める最適な料理となります。

食事を通して「カラダの中から温める」ことを行うことで、血行の流れを良くすることもできるでしょう。

その3.カラダを温める

上記の点も含め、「カラダを温める」のも効果的です。

◆温かいものを食べて、カラダの内側から温める
◆厚着をして、カラダの外側から温める
◆湯舟に浸かって、カラダの芯から温める

身体が冷えると血管が収縮するため、血行不良を引き起こしやすくなります。

血行不良は基礎代謝の低下を引き起こす原因となるため、放っておくと痩せづらい身体になってしまいます。

そのため、血流の流れを良くするためにも、内・外を含めカラダを温めることが大切なのです。

まとめ

「冬は太りやすい季節である」

これは、“正解”でもあり“不正解”でもあります。

太りやすい時期であることも確かでもありますが、実は1年の中で冬は痩せやすい季節でもあるのです。

「痩せない……」と感じている人は、ぜひ食事と運動量を見直してみましょう。

大切なのは、普段の生活リズムです。

ぜひ普段の生活リズムを見直して、太らないカラダづくりを行ってみてください。

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