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うまくしゃべれない・しわやたるみが増えた……それ「表情筋」の衰えが原因かも?表情筋の仕組みについて解説します!

この記事は約7分で読めます。

ふとした時に顔を見て、「老けてきたかも……?」と感じてしまった……。

それは「表情筋」が衰えているからかもしれません。

そんな時は、表情筋を鍛えることをオススメします。

今回は、この「表情筋」について、詳しくご紹介していきたいと思います。

そもそも「表情筋」ってなに?


「表情筋」とは、その名の通り“顔の表情を作るための筋肉”のことを指します。

もっと簡単に言うと、“課の目・口・鼻などを動かす筋肉”のことです。

顔には、40種類以上もの筋肉が存在し、それが相互に作用して、人間の複雑な表情を作り出しています。

また、身体の筋肉は“骨と骨”をつないでいますが、顔の筋肉は“骨と皮膚”につながっているため、細かな表情を作り出すことができるのです。

ただ、表情筋は普段の生活では“全体の30%”ほどしか使っておらず、残りの“70%”は意識して動かさないと使用されることはありません。

だからこそ、意識して表情筋を鍛えないと、どんどん衰えていってしまいます。

そして、衰えた表情筋は、今まで保っていた顔のハリなどのバランスを崩し、「シワ」「たるみ」の原因となってしまうのです。

尚、「たるみの原因」については、以下記事にて詳しく記載しておりますので、そちらを参照ください。

さらに、「たるみ」が毛穴を目立たせたりして、どんどん老け顔を招くきっかけにもなってしまいます。

だからこそ、表情筋は「老け顔」を予防するために重要な筋肉となるのです。

表情筋は、なぜ”衰える”の?

結論から言うと、表情筋が衰える原因となるのは、以下の3点です。

①「加齢」
②「無表情」
③「姿勢」が悪い

まず①ですが、人は、(意識的に鍛えないと)年齢を重ねるごとに体の筋肉が衰えていってしまいます。

それは、表情筋であっても同じことなのです。

また、若いころのように感情が激しく動かれることもなくなるため、気が付けば「うまく笑えなくなっていた」という方も少なくはありません。

確かに、「加齢」は誰にでも平等に訪れるものであり、筋肉が衰えてしまうことを避けることは絶対にできません。

しかし、“年齢に見合った肌”に調整することは可能です。

それは、自分の努力次第となるのです。

そして②ですが、人は“誰かと会話をする(対面する)中で、さまざまな表情をして筋肉を鍛えている”となります。

しかし、現代は人と対面して会話をする機会も減ってきています。

◆「新型コロナウイルス」の影響により、対面の機会が減っている
◆「マスク」の着用により、顔の表情が大きく変化しない
◆「在宅勤務」や「デスクワーク」が多く、人と接する機会が少なくなった
◆「パソコン」や「スマートフォン」を使用する機会が増え、無表情でいることが多くなった

こういったことが理由に挙げられます。

「無表情でいることが増える=表情筋が鍛えられるない=表情筋が衰える原因となってしまう」

こういう問題が発生するのです。

そのため、現代は若者であっても、“顔の筋肉が衰えている”という人も増加傾向にあるといえます。

最後に③ですが、全身の筋肉は“連動”しています。

そのため姿勢が悪いと体の筋肉のバランスが崩れ、表情筋にも悪影響が現れることがあるのです。

例えば、姿勢の悪さの代表例である「猫背」

猫背の姿勢になると、顎が前に出てしまい、アゴの筋肉とその他の表情筋の間に歪みが生じやすくなってしまいます。

また、「噛み癖」「頬杖の癖」がある人も、使う表情筋に偏りが出たり、表情筋の歪みにつながる恐れがあります。

表情筋が衰えると、どうなるのか?


表情筋が衰えると、以下のようなデメリット(症状)が発生する可能性が高まります。

①表情が乏しくなる
②しわやたるみが増える
③活舌が悪くなる(=しゃべりにくくなる)

順に補足していきましょう。

デメリットその1.表情が乏しくなる

“表情筋が衰える=口角が下がる”ということにつながります。

そして、口角が下がるということは、“無表情に見える”もしくは“怒って見える”こととなります。

別に不機嫌でもないのに、口角が下がって眉間にしわがより、周囲の人には“怒っている”ような印象を与え、下手をすれば周囲の人から避けられる可能性もあります。

表情筋が衰えると、外見が老けて見えるだけでなく、コミュニケーションの場においても、デメリットとなってしまう恐れがあるのです。

デメリットその2.しわやたるみが増える

上項でもお伝えした通り、表情筋は“骨と皮膚をつなげており、皮膚を支える役割”があります。

つまり、表情筋が衰える=皮膚を支える機能が衰えてしまい、しわやたるみの原因となってしまうのです。

これにより、実年齢よりも老けて見える可能性が高まってしまいます。

デメリットその3.活舌が悪くなる(=しゃべりにくくなる)

“口の筋肉が衰える=活舌が悪くなる”ということにつながります。

しゃべりにくくなって相手に聞き返される機会も増えるかもしれませんし、下手をすると舌を噛んでしまう恐れも……。

また、「うまく話せないから……」と、会話する意欲が失せ、会話の機会そのものが減ってしまう恐れもあります。

“しゃべらない=余計に筋肉が衰える”こととなります。

そうなると、より表情筋の衰えが加速してしまうかもしれません。

表情筋を鍛えるメリットとは?


結論を言うと、上記でご紹介したデメリットの反対が表情筋を鍛えるメリットとなります。

①表情が豊かになる
②しわやたるみが改善する
③活舌が良くなる

表情筋を鍛えていれば、感情表現が豊かになり、活舌も良くなります。

当然、しわやたるみの改善に役立てることができるでしょう。

そして、あともう一つメリットがあります。

それは、「メンタルヘルスに良い影響を与える」という点です。

というのも、「表情や姿勢は、メンタルに大きな影響を与える」のです。
(これは、科学的にも立証されています)

その代表的なものは「笑顔」です。

脳というのは意外と単純であり、「笑っている=ハッピーなのだな」と判断をし、「幸せホルモン」という脳内物質を出してくれます。

そうなると、体がリラックスした状態となり、(仮に辛い状態だったとしても)本当に楽しい気分になってくるのです。

また、明るい顔をしている人には、同じような人が集まり(=類は友を呼ぶ)、多くの幸福が降りてきます。

“多くの幸福が舞い降りてくる”なんて聞くと、「怪しい……」と思う人も出てくるかもしれませんが、これは科学的にも立証されていることであり、事実なのです。

実際、“不機嫌そうな人”“笑顔でニコニコしている人”の、どちらに相談事を持ち掛けたいと思いますか?

当然、後者の方だと思います。

表情筋を鍛えれば、自然と表情が豊かになります。

ぜひ、表情筋を鍛えて表情を豊かにし、ハッピーを招き寄せてみましょう。

まとめ

ここまでにお伝えした通り、表情筋は意識して使用するor鍛えないと、どんどん衰えてしまいます。

特に現在は「新型コロナウイルス」の影響により、マスクの着用が義務付けられていたり、人との対面での会話が減少傾向にあります。

余計に「無表情」で過ごす機会が増えてしまいますので、より注意が必要と言えます。

会話の機会が減ってしまうことも、無表情になる原因の一つなのです。

「気がつくと無表情になっていた」
「最近笑顔になることが減った」

こういう人は、表情筋の衰えが加速しているかもしれません。

表情筋の鍛え方はいろいろと存在し、この点については次回の記事にて詳しくご紹介をしていきたいと思います。

ただ、簡単にいうのであれば、「毎日、鏡の前で表情をつくる」

これだけでも、表情筋を鍛えるのに効果的と言えます。

大切なのは、“意識して顔(表情筋)を動かすこと”です。

そして、できるかぎり「笑顔」でいることを心がけてみましょう。

そうすればメンタルヘルスにも良い影響を与え、多くの幸福が舞い降りてくるかもしれません。

表情筋を鍛えて明るい表情を保ち、ハッピーを招き寄せられるよう工夫してみましょう。

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