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「レクリエーション介護士」ってどんな資格?役割や活躍の場について解説します!

この記事は約6分で読めます。

「介護」という仕事の中には、身体に直接触れて行う「身体介護」や生活のサポートをする「生活援助」だけではなく、「レクリエーション」の提供なども含まれます。

しかし、人によっては、

◆「レクリエーションの企画・実行は、とても苦手」
◆「何を提供していいのか、いつも悩んでいる」

と感じる人も少なくはなく、負担を感じている方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな人たちにうってつけの資格が「レクリエーション介護士」というものです。

今回は、この資格の役割や活躍の場について、詳しくご紹介していきたいと思います。

介護の現場における「レクリエーション」とは?


そもそも「レクリエーション」とは、「娯楽として自由時間に行われる、自発的・創造的な様々な余暇の活動のこと」を指しています。

介護の世界でいえば、高齢者の方々に体操や散歩、楽器や料理などのさまざまなレクリエーションを通して、その人の心身を活性化するキッカケを作っていただくこととなります。

ちなみに、レクリエーションには以下5つの機能が存在します。

◆解放機能
◆身体機能
◆精神機能
◆交流機能
◆活性機能

特に「身体機能」は機能訓練にも役立つといわれており、近年は介護の現場においても活かされています。

「レクリエーション介助士」とはどういう資格なの?


この資格は2014年に誕生した比較的新しい資格であり、「一般社団法人日本アクティブコミュニティ協会」が設立しました。

資格の目的は、「介護施設において、レクリエーションの企画と提供ができる人材を育成すること」です。

なぜこの資格が生まれたのか?

その背景は、「”学びたい”と考える事業所や介護士が多い反面、学べる機会(場所)が少ない」という問題があったからです。

実際、介護士の中には、予備知識などが全くない状態でイベントを実施しているケースも多くあります。

この資格を取得することによって、「高齢者一人ひとりに合った立案・実行することができる能力が身に付く」というわけなのです。

尚、以前の記事で「認知症介助士」についてもご紹介をさせていただきましたが、近年、国は認知症介護に注力すると示しており、認知症予防のためにレクリエーション活動を推進している自治体も増えてきています。

※「認知症介助士」については、以下記事を参照ください※

このことから、今後は介護の現場においてレクリエーションは重要なプログラムの一つとなるはずです。

そうなると、レクリエーション介護士の資格(知識)が求められる場面も増えてくる可能性は高いといえるでしょう。

どういった職場で活躍が期待できる?

上項でもお伝えした通り、「レクリエーション介護士」は介護施設などで働く”介護士の専門性を高める資格”の一つとされています。

そのため、以下のようなレクリエーションを実施している施設で活躍が期待できます。

【入所施設】
◆特別養護老人ホーム
◆介護老人保健施設
◆有料老人ホーム など

【通所施設】
◆デイサービスセンター など

また、現在の日本は「超高齢化社会」に突入しており、今後も高齢者の数は増加していくといわれています。

そのため、今後は上記で挙げた施設以外でも、レクリエーション介護士の資格は活躍できる可能性もあるかもしれません。

“就職”や”転職時”には有利になる?

結論から言うと、“今のところはレクリエーション介護士を募集する求人というのはほぼ目にすることはない”です。

介護の資格はさまざまに存在しますが、必須資格として挙げられるのは「介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)」「介護福祉士」などであり、レクリエーション介護士が応募資格の条件となることもほとんどありません。

では、「資格を取っても、就職や転職に有利にはならないのか?」というと、実はそうでもありません。

その理由は、「レクリエーションを実施している施設であれば、非常に心強い存在となり得る」からです。

上項でもお伝えした通り、今後は(認知症予防のためにも)レクリエーション活動が重要なプログラムの一つとなる可能性が非常に高いです。

もちろん、現在でもレクリエーションを実践or力を入れている施設も数多く存在し、その多くが「どんなレクリエーションを企画・実践すればいいのか分からない」と悩んでいます。

そのため、資格所持者の方は就職・転職時のアピール要因として役立てることができるのです。

ちなみに、今現在は給与アップやキャリアアップに直結する資格でないことは確かですが、今後はどうなるか分かりません。

もしかしたらいずれは必須資格の一つに挙げられるかもしれませんし、取得していれば「資格手当」として給与アップにつながる可能性もあるかもしれません。

もちろん、レクリエーションを実施している施設であれば、日々の業務に役立てることもできます。

取得しておいて損のない資格ではありますので、関心がある方は、取得に向けて一歩踏み出してみてください。

レクリエーション介護士のやりがいやメリットについて


レクリエーションは、以下のように高齢者の方々にさまざまな良い効果をもたらしてくれます。

◆認知症の予防
◆楽しい時間を過ごして満足度を高める
◆高齢者の意欲を高める
◆リハビリの補助的な役割を果たす など

上記のような効果をより高めるには、高齢者一人ひとりに合ったアプローチと方法で、レクリエーションを行う必要があるのです。

資格を役立てることで、介護が必要な方が毎日楽しく生活することができたり・笑顔が増えたり・意欲が高まるような姿が見えた時は、大きなやりがいを感じることでしょう。

加えて、レクリエーションに関する知識がないと、企画・準備・実践に非常に時間を割いてしまう可能性が高くなってしまいます。

しかし、資格を取得し正しい知識を学ぶことによって、レクリエーションの企画・準備・実施がスムーズに行えるようにもなるのです。

それは、「業務の効率化」「スタッフの負担軽減」にも直結することとなります。

このことからも、取得しておいて損のない資格といえるでしょう。

まとめ

以上が、「レクリエーション介護士の役割・活躍の場」についてのご紹介となります。

介護施設では日常的にレクリエーションが行われるにも関わらず、今までは担当するスタッフの経験や慣例によってメニューが決められ・実施されている施設も少なくありませんでした。

人によっては、“レクリエーション=単なる遊び”と捉える人もいるかもしれません。

しかし、介護施設や高齢者の方々にとっては、“レクリエーション=重要なプログラムの一つ”なのです。

高齢者の身体機能の維持や生活動作の維持などに大きく関わっているうえ、コミュニケーションによる心理的なリハビリとしても注目されているのです。

超高齢化が進む現代社会の中で、高齢者の生活の質を向上させるレクリエーション介護士は、ますますそのニーズを高めていくと考えられています。

関心がある方は、ぜひ知見を広げ、資格取得に向けてその一歩を踏み出してみて下さい。

次回の記事では、「レクリエーション介護士の資格取得の方法」について、詳しくご紹介をしていきたいと思います。

尚、関連サイトとして、当社では「医療・介護・保育・福祉」などの採用サイトも取り扱っております。

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