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「風邪」を引かないカラダを作ろう!免疫力を高めるために大切な”2つ”のこと

この記事は約6分で読めます。

世間的に「風邪」が流行しはじめる冬の寒い時期……。

特に、1月・2月は「インフルエンザ」にも気をつけておかなくてはいけませんし、現在は「新型コロナウイルス」もあって、特に警戒を強めている人も多いかと思います。

しかし、「いざ予防を……」と思っても、何から始めればいいか分からないという人もいらっしゃるはず。
(正確には、”何が効果があるのか?”が良く分からないという方も多いはず)

前回の記事で、予防の際に気を付けるべきことをご紹介しましたので、そちらの記事は以下にリンクを貼っておきたいと思います。

そして今回は、「免疫力を高めるために大切な”2つ”のこと」について、詳しくお話をしていければと思います。

「免疫力」を高める方法について

概要


冬に風邪が流行る原因の一つは、「空気が乾燥しているから」です。

前回の記事でもご紹介しましたが、風邪の原因の90%は「ウイルス」と言われています。

このウイルスは、空気中の水分が多いとチリやほこりと一緒に地面に落ちてしまうのですが、“空気が乾燥していると長時間漂っていられる”のです。

そして、そのウイルスが鼻や口から入りウイルスに感染し、風邪を引いてしまう……こういう原理となっています。

ちなみに、前回の記事でもご紹介した通り、“ウイルスを死滅させる薬”というのは、今のところは存在しません。

薬局や病院でもらう薬は、あくまで“症状を和らげたり・抑えたりする”ためのに飲むものであって、最終的にウイルスを撃退する方法は、外からの外敵を退治し、体の健康を維持する力=「免疫力」となるのです。

だから、「風邪を引かない体質を作ろう!」と言われているのです。

では、どうやってこの「免疫力を高めるのか?」ですが、この項目にてそれを“2つ”ご紹介したいと思います。

※この記事では「食事」以外の点に焦点をあててお話します。食事については別の記事にて専用のものを作成します※

その①:「体温」を上げること

◆体を冷やさないようにしよう
◆お風呂に浸かって、カラダの芯まで温まろう

冬場は、特に上記の言葉をよく耳にすると思います。

その理由は、「体温が上がることで血液の循環が良くなり、免疫力が上がるから」です。

免疫機能をもった白血球が体中をめぐることで異物を発見し、駆除してくれるのです。

逆に、体温が下がり血流が悪くなると、上記の働きも悪くなってしまいます。

ちなみに、免疫力がもっともよく保たれるのは、わきの下で体温を測った際に「36.2度~36.3度」ほどであると一般的に言われています。

では、どうやったら体温を上げることができるのか?

それは、大きく以下の2つが挙げられます。

①「筋肉量」を増やすこと
②暖かいお風呂に浸かること

まず①ですが、体温のもととなる熱の多くは「筋肉」で発生するため、筋肉量が増えれば体温も上昇します。

できれば、毎日もしくは定期的にジョギングを行ったりスポーツジムに通ったりして、運動の機会を作れれば万々歳です。

しかし「なかなかその時間が作れない……」という方もいらっしゃるでしょう。

その場合は、日常生活の動きに少しだけ運動を加えてみることをオススメします。

例えば、「一駅分歩こう」であったり「エスカレーターではなく階段を使おう」であったり。

また、夜寝る前(お風呂に入った後)などに、ストレッチを行うでも良いかと思います。

結論、「0」より「1」です。

何もやらないより、ほんの少しでもいいから体に良いことをする。

それだけで、体は変化してきます。

②に関しては古くより言われてきたことであり、温かいお風呂に浸かることで体温が上がり、血流が良くなるというものです。

理想は、「40℃くらいのお湯に5分~10分ほど浸かる」です。

もちろん、お風呂に上がったらすぐに汗を拭いて温かい服を着、暖房のきいた場所やお布団に入ることをオススメします。

また、お風呂上がりには、靴下の重ね履きもおすすめです。

内側に綿など通気性の良い靴下、外側に暖か素材の靴下を履くと蒸れも少なくよく温まります。

その②:ストレスを溜めないこと

昔から「病は気から」と言われているように、免疫にとってストレスは大敵です。

ストレスを受けると自律神経のバランスが崩れてしまい、食欲不振や血行不良を起こし、しいては免疫力の低下に繋がってしまいます。

ストレスの原因は人それぞれ異なるでしょうし、そのストレスの解消法も人によってさまざまです。

そのため、自分なりの解消法を見つけ、積極的にストレスのたまらない毎日を過ごせるように工夫してみてください。

……といっても、忙しい毎日の中では「なかなかストレスの解消ができない……」という方もいらっしゃるかと思います。

その場合は、以下の3つを試してみてください。

①しっかりと睡眠を取る
②適度に運動をする
③よく笑う

①については、大切なのは“長さよりも質”となります。

極論を言うと、机の上で居眠りをするのと、布団に入って電気を消してぐっすり寝るのとでは、体の疲れの取れ方が全然違うと思います。

布団や枕にもこだわって、ぜひ上質な睡眠を取れるように工夫してみてください。

後、できる限り寝室は暗くした方が良いです。

中には「真っ暗は苦手……」という方もいますので、その場合はアイマスクなどをして寝ると、短時間であっても翌朝すっきり目覚めることができるかと思います。

②は、上記でもお伝えした通りです。

「運動のための時間を確保する」が最適ではありますが、それが難しい場合は簡単な運動やストレッチだけでもいいので、毎日しっかりと行っておくことをオススメします。

そして③ですが、「笑うことで血流が良くなり、心身のバランスが整う」と言われています。

自分が楽しいと感じることをする、お笑い番組などを見て笑う。

極論、「作り笑い」でも大丈夫です。

鏡の前で身支度をする際、口角を上げて笑顔を作る……これだけでも効果はあります。

大切なのは、“毎日続けること”です。

習慣にしてしまえば、それが当たり前となっていきます。

当たり前になれば、自然と体の免疫力も上昇していきます。

最初は「しんどいな……」と思うかもしれませんし、決めたことをできない日もあるかもしれません。

それでも、ほんの少しでもいいので決めたことを行ってみてください。

もう一度言います。

「0」より「1」です。

何もやらないより、ほんの少し毎日何か行動を起こすことで、変わってくるものは確かに存在します。

まとめ

風邪は、当人はもちろん・周りの人にとっても“引かない”に越したことはありません。

だからこそ、“風邪を引かないカラダづくり”を最初から行っておけばいいのです。

もちろん、どんなに気を配っていても、風邪を引いてしまうことはあるかもしれません。

しかし、免疫力が高ければ、風邪を引いたとしても治るのも早いです。

また、この記事内で何度もお伝えしている通り、「0」より「1」 です。

◆「今日はしんどいから……」
◆「昨日やらなかったから……」

このように「やらない理由」を自分の中で作ってしまうと、カラダや気持ちは楽な方楽な方に行ってしまい、いつしか習慣からどんどん遠ざかってしまいます。

毎日できるに越したとはありませんが、もし「毎日は難しい……」という場合は、定期的にもしくは不定期にでもかまいません。

必ず、「やる!」と決めたことを少しずつでも行動に移してみてください。

そして、できたことをキチンと(自分自身に)承認してあげてください。

そうすると、それがどんどん習慣化していきます。

習慣化してしまえばこっちのもの。

いつの間にか、カラダも心もしっかり鍛えられていることでしょう。

ぜひ、生活習慣に注意して免疫力をあげ、風邪に負けないカラダを目指しましょう!

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