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「口角」を上げるにはどうしたらいいの?簡単にできるトレーニング方法を解説します!

この記事は約7分で読めます。

前回の記事で、「口角が下がる原因と、生活習慣における改善方法」についての記事を公開しました。

「口角」は、(顔の筋肉の衰えが原因で)年齢とともに下がる傾向にはあるものの、生活習慣を見直すことである程度の改善・予防が可能となります。

そして体の筋肉と同様に、顔の筋肉も“意識的に鍛えること”によって、より改善・予防を徹底することができるようになるのです。

今回は、この具体的なトレーニング方法をご紹介していきたいと思います。

日々の生活習慣の中で改善できること


詳細は前回の記事でもご紹介しておりますので省きますが、大まかにご紹介をすると以下のようになります。

◆表情を豊かにする
◆よく噛んで食事をする
◆姿勢に気を配る

どれもこれも日々の生活習慣の中で、改善できるものばかりです。

毎日意識をするだけで、口角だけでなく健康的な体を手に入れることもできますので、気になる方はぜひ日々の生活から改善をはじめてみてください。

具体的なトレーニング方法について


口角が下がっていると、「老けて見える」「不機嫌そう(怒っている)ように見える」といった、第一印象に大きな影響を及ぼしてしまいます。

もし「昔に比べて、下がっているように感じる……」という人がいらっしゃれば、早め早めに対処をしておいた方がいいかと思います。

この項目では、そのための具体的なトレーニング方法について、いくつかご紹介をしたいと思います。

その1.顔ヨガ

これは普段使わない筋肉(表情筋)を鍛えるエクササイズのことであり、以下のような順番で行っていきます。

1.顔を正面に向けて、ニッコリ笑う
2.そのまま目線を上にあげる
3.口の形をキープしたままの状態で舌を出し、舌先を小鼻につけるような感覚で右側に上げる
4.口角が下がらないように意識しながら、舌先を左側に移動させる(舌の形も崩さないように!)

これを、3往復を1セットとして毎日行います(1日何回やってもOKです)。

この時に大切なのは、“鏡を見ながら実践する”ことです。

鏡を見ながら行うことで、「正しくできているかどうか?」が明確になります。

特に慣れていない初めのうちは、意識的に鏡を見ながら行うことをオススメします。

その2.「割りばし」や「棒」をくわえる

清潔なものであれば、「割りばし」でも「棒」でもなんでも大丈夫です。
(割りばしはどのご家庭にもあると思うので、こちらの方がオススメです)

方法は簡単。

割りばしや棒を口に加え、そのまま「い」と声に出して発音するだけです。

上記の状態を30秒間キープし、表情を元に戻す……。

これを3セットほど繰り返してみましょう。

この時の注意点は、「口角が割りばしや棒の線よりも上がるようにする」ことです。

もちろん、これも鏡を見ながら実践してみてください。

慣れないうちはキープするのが少々苦しく感じるかもしれませんが、慣れてくれば自然と口角を上げた状態を長くキープできるようになるはずです。

その3.「舌」を動かすトレーニング

舌の出し入れには大きな筋肉を使うため、顔全体の筋肉も合わせて鍛えることができるようになります。

こちらも方法は簡単で、以下の通りです。

1.舌を思いっきり口から上方向に向かって伸ばす
2.「1.」の状態のまま、5~8秒ほどキープする
3.舌を戻し、今度は下方向に向かって思いっきり伸ばす
4.「3.」の状態のまま、5~8秒ほどキープする
※伸ばす方向は、上下どちらからでも問題ありません

上記を3~5セットほど繰り返してみてください。

これは普段の生活の中ではなかなか取り入れることのない動きです。

そのため意識的にトレーニングすることで、普段使っていない筋肉が使用され、その効果は非常に大きなものとなります。

ぜひ実践してみてください。

その4.「頬」を膨らませるトレーニング

最後は、「頬」を膨らませるトレーニングです。

こちらも方法は簡単であり、特に道具などを使用することもありません。

1.両目を見開き、唇を閉じたまま力を入れて、空気が漏れないようにする
2.片方の頬に空気を入れて膨らませ(左右どちらからでもOK)、その状態を10秒ほどキープする
3.もう片方の頬にも空気を入れて膨らませ、「2.」と同様に10秒間ほどキープする

上記を1セットとして、1日5セットほど行ってみてください。

ちなみに、左右どちらかが動かしにくい場合、左右で筋肉の使われ方に差があると考えられます。

その場合は、動かしにくい方をより意識して行うと良いかと思います。

「ながらトレーニング」でも効果はある!

上項でご紹介したトレーニング……特に3や4は、道具を使わずに行えるシンプルなものであり、取り組みやすいのも特徴です。

お風呂に入っているときやテレビを見ているときなど「ながらトレーニング」でも行えるため、気が付いたときに率先して行うことをオススメします。

ただし、慣れないうちは集中して行った方が良いかと思います。

なぜなら、“正しいトレーニング方法になっていない”可能性があるからです。

初めのうちは意識をしっかり集中し、できるだけ鏡の前で自分の表情を確認しながら行うといいでしょう。

「美顔器」って効果はあるの?


効果的なアイテムの一つとして、電気式やローラー型のさまざまな美顔器が市販されています。

「美顔器って、口角を上げるのに本当に効果はあるの?」という点ですが、結論としては“効果はある”と言えます。

ただ、美顔器などはあくまで補助的な役割を担うものであり、確実に効果が見込めるわけではありません。

そのため、もし美顔器を使うのであれば、上記でご紹介したトレーニングと併用することをオススメいたします。

「エステ」や「専門サロン」に通うのもアリ!ただし……


もう一つ、より効率的に効果を実感したいという方であれば、「エステ」「専門サロン(美容皮膚科など)」に通うのも一つの手段と言えます。

これには、セルフケアにはない(セルフケアではしきれない)さまざまなメリットが存在します。

【メリット】
◆プロがカウンセリングをしてくれる
◆自宅ではできないケアをしてくれる

セルフケアには、どうしてもできることに限界が生じてしまいます。

また、「自分では〇〇だった!」と思っていたことが、プロのカウンセリングやケアを通じて、「原因は別にあった!」という気付きを得られる(+正しいケアをしてくれる)可能性もあります。

ただし、メリットと同様にデメリットも存在します。

【デメリット】
●費用が高くなりがち
●施術が大掛かりになることがある
●仕上がりが医師の腕によることも多い
●施術後に痛みや腫れが出ることもある

また、もう一つのデメリットとして「何度も通わなければならない」というのも挙げられます。

例えば、「接骨院」をイメージしてもらえれば分かりやすいでしょう。

「腰が痛いから……」と接骨院で施術をしてもらったとして、その時は「体が軽くなった……!」と効果をすぐに実感できるでしょうが、日にちが立てばまた腰の痛みは再発してしまいます。

その理由は、「根本の解決ができていないから」です。

これと同じく、エステや専門サロンに行っても、一度施術を行ってもらうだけではそこまで大きな効果は実感できないと思います。

「何度も通って、継続するor根本から改善を行う」か、「セルフケアも同時に行い、根本(顔の筋肉を鍛える)から改善を施す努力をする」かのどちらかになるかと思います。

また、エステや専門サロンなどで根本から改善を図ろうとすると、施術が大掛かりになりがち+費用も高くなりがちではあります。

こういった点も考慮しつつ、自分に合った方法で改善を図ってみてください。

まとめ

口角は、年齢を重ねるごとに下がっていく傾向にはあります。

しかし、努力次第で改善・予防を行うことはできるのです。

そのために重要なことは、以下の2つです。

◆生活習慣に気を配る
◆口角を上げるトレーニングを実践する

何もしなければ衰えていくのは当然です。

だからこそ、日々の習慣の見直しやトレーニングを行って、状況を改善できるように工夫してみてください。

また、人によっては「エステ」や「専門サロン」に通うのも良いかと思います。

ただし、メリットと同時にデメリットも存在するため、この点には注意が必要となります。

可能であれば、両方を行うことが良いかと思います。

●自宅でできるセルフケアを実践する
●自宅でできないケアをエステなどで補う

こうすることで、より効果的に状況の改善・予防が見込めるようになるかと思います。

なんにせよ言えることは、「できることから始めてみよう」です。

できることから始めて、コツコツと継続・習慣化させてみてください。

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